このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2011年9月27日火曜日

山行記 : 【余録】 2011年9月23日~25日 甲斐駒ケ岳 七丈小屋テント場の様子

今回幕営した七丈小屋のテント場は、七丈小屋のガンコ親父のこだわりと愛情を感じる、とても良いテント場だった。






















僕が幕営したのは、2つあるテント場のうち、下の方のテント場だったのだが、まず、非常にキレイに整地されており、地面はあくまでも平ら。
しかも、石コロひとつ落ちていない。
地面は水はけの良さそうな土で、実際夜中に雨が降ったが、朝には乾いていた。

利用するにあたっては600円を支払うのだが、その名目が「キャンプ地管理費」となっており、たしかにこれなら「管理費」と胸を張って言えるだろうと思う。

水場やトイレからやや離れており、かなり急な坂道を移動しなくてはならないのが残念だが、むしろ、この環境下でこれだけキレイに管理している、小屋の親父に敬服するとともに、深い感謝の念を申し上げたい。

また、 テント場の備品として、ペグとトンボがあった。











































ペグは鉄製の丈夫なもので、1張5本まで利用して良いことになっている。
僕は、ペグ自体は持参していたのだが、そのへんの石コロをハンマー代わりにしようと思っていたので、見事に整地されたこのテント場ではかえって困ってしまったのだが、このペグをハンマー代わりに利用して無事テントを張ることができた。

トンボは、ちゃんと各自で整地するようにという主旨の注意書きと共に置かれていた。

いままで利用したテント場の中で、最も寝心地の良いテント場であることは間違いない。

また、見晴らしも非常によく、とくに東側の眺望が絶景で、テントから鳳凰三山、富士山、そしてご来光が拝める立地である。

なお、僕が幕営したテント場はせいぜい15張ぐらいしかテントを張れるスペースが無く、13時頃に到着した僕で、ギリギリ最後の1張のスペースを確保できたという状況で、それ以降に到着した人はさらに上のテント場に幕営することになった。
七丈小屋でテント泊をするなら、早め早めの到着をお勧めする。

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