行程の記録は以下。
2011年9月17日~18日 蔵王全山縦走 計画概要
【1日目】 2011年9月17日~18日 蔵王全山縦走 笹谷峠~刈田岳編
【2日目】 2011年9月17日~18日 蔵王全山縦走 刈田岳~不忘山編
東北の山は全体的に標高が低く、最も高い燧ヶ岳でも2,356mと、低山に毛が生えた程度である。
だが、山は標高ではない。それぞれの山にはそれぞれの顔があり、それがその山の魅力なのだ。
蔵王も東北の山の例に漏れず、標高自体は低い。だが、蔵王の山は深かった。
いわゆる営業小屋が1件も無いというルートで、森も深く、樹林帯は密集した天然林で、まさに自然回帰を果たせる山だった。
やはり東北の山には東北の山独特のたおやかさと懐の深さがあり、また、厳しさもあった。
来年は飯豊か朝日あたりに行きたいものだ。
なお、今回の縦走は、前泊と下山後の温泉宿、往復の新幹線代(何故か復路はグリーン車)など、登山そのものではない部分での出費が大きかった。
たまにはこういうのも良いような気もするが、分不相応な気もする。
ただでさえ登山は、道具や移動に金のかかる趣味なわけで、僕のようなしがない安サラリーマンは、分際なりの出費で済むように工夫しながら続けていくように心がけねばなるまい。
余談だが、下山後の温泉宿では、食事の際にとなりの席に座っていたカップルの女性のほうがとても美人で、一気に脳みそが下界に引き戻され、「オレはいったいこんなところで何をやっているんだろう・・・」と醒める思いがした。
山は山、下界は下界。ふぅ。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿