OMM対策のトレーニングで山に入るときに使うザックは、これまでオスプレーのホーネット46を使っていた。
オスプレーから低価格のウルトラライト系ザックが発売されたということで、用途も考えずに勢いで買ってしまって持て余していたのだが、2012年のトランスジャパンでホーネットを背負っている出場者がいるのを知り、シェルターを担いで走る場合に使ってきた。
が、最近はそういう際の装備もこなれてきて、46リットルではデカ過ぎるように感じ始めた。
ものすごくキリキリにコンプレッションして使っているのだが、どうも不格好である。
また、ホーネットのショルダーハーネスは貧弱すぎて、肩に食い込んでしまうのが気に食わない。
かといって、OMMのザックはOMM出場選手がかなりの割合で使っていそうなので、荷物の取り違えなどが発生しそうでどうしても気が向かなかった。
このままOMM本番にはホーネット46で挑むしかないのかなーとモヤモヤしていたら、先日参加した地図読み講習の講師であるアドベンチャーレーサーの方に、マックパックを勧められた。
帰宅し調べてみると、マックパックのアドベンチャーレース向けモデルで、アンプレースというシリーズがあるらしい。
容量は25リットルと40リットル。
40リットルだとデカすぎる。25リットルならいけるんじゃないか。
というわけで、アンプレース25をさっそく買ってきてみた。
実際に必要な荷物を詰め込んでみたところ、十分収容できる。
背面とサイドに大きなメッシュポケットがあって、テンポラリーな収容には重宝しそう。
さらに雨蓋の上にもメッシュポケットがある。
背面のドローコードでやサイドのストラップでコンプレッションも一定可能なようだ。
トレイルランやウルトラライト系ザックと異なるのは、生地の厚さ。
さすがマックパックだけあって、頑丈さが信条のようだ。
実際、アドベンチャーレースではハードな藪こぎもあるため、華奢な素材では簡単に破れてしまうのだろう。
ウェストベルトには大きなポケット。
これだけ大きければ、羊羹やらジェルやらを詰め放題だ。
背中のパットはこんな具合。
背面のパットは外して、スリーピングマットとして使用することも可能だ。
これなら、別途用意するスリープングマットは小さくするなり省略するなりできそうだ。
(僕は腰痛持ちなので、そのへんも考慮しなければならないが。)
さらに、左側のショルダーハーネスに垂れ下がる謎のゴム紐。
これはなんとボトルホルダー。
とりあえず、inov8とノースフェイスのボトルで試してみた。
これは果たして使いやすいんだろうか。。。
右側のショルダーハーネスにはハイドレーションのホースを固定するフック。
飲む時にいちいちフックから外さなくて済むように、マグネット式で外れるようになっている。
でも、これは僕にとってはマイナスポイント。
そもそも僕はハイドレーションを使わないということもあるが、それ以上に、ショルダーハーネスのこの小さなポケットにプレートコンパスを収納しておきたかったので、こんな磁石が近くにあると磁極が狂ってしまいそうでイヤだ。
こうなると、プレートコンパスの携帯の仕方は別途考えなければなるまい。
店頭で5kgの重りを入れて背負い心地を試したが、問題の無いフィット感。
ショルダーハーネスも心地よい。
使用感についてはまた追って追記します。
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