そもそもOMMは、そのような過酷な条件下において如何にサバイブするかを楽しむレース(本国イギリスでは、わざわざ一年で一番天候不順な時期にレースを開くそうだ)なので、雨で欠場というのは大会の主旨から大幅に逸脱する行為と思いますが、1時間あたり4~7mmの降水及び風速8mの予報を前にして、無事(「風邪をひかない」ということも含め)に下山できる自信が無く、出走を回避した次第です。
気温はこの時期にしてはかなり高く、あるいは多少の不快感(ズブ濡れで泥だらけ、等)はありつつも、無事に下山できたかもしれません。
が、今は怪我リスクも風邪リスクも一定以上負えない状況にあるため、大事をとったというのが本音のところです。
ヘタレの謗りは免れません。
唯一の救いは、出場カテゴリがエントリー開始後すぐに定員に達したストレートではなく、募集枠に余裕のあったスコアであったことです。
これがストレートであったら、「DNSするぐらいならオレに譲れよ!」とお怒りになる方もいらっしゃったことと思います。
せっかく仕事を無理やり切り上げて伊豆稲取まで行ったのに、無為に帰京するというのは、なんとも虚しいものでした。
これを書いている今現在も、東伊豆の山中では懸命に戦ってらっしゃる方々が大勢いらっしゃるということを思うと、非常に負け犬の気分になります。
OMM初日の朝、完璧にパッキングした装備も無駄となった。
雨の伊豆稲取駅ホーム。2014.11.29 午前9時頃。
参加者の皆様の無事をお祈りしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿