その山頂に屹立しているのが尊仏山荘だ。
(2011.01.04撮影)
その尊仏山荘の主人だった山岸猛男氏の著書『丹沢 尊仏山荘物語』という本を読んだ。
先日書店の店頭で目にするまで、こんな本があることなんて知りもしなかった。
この本を読み、「なんで尊仏なんだ?」という疑問が解消した。塔ノ岳は、別名・尊仏山というそうだ。
その名がほのめかすように、信仰の山だったようだ。
その塔ノ岳で、太平洋戦争終戦後まもなく尊仏山荘を開業したのが山岸氏である。
その山岸氏の古い原稿などを、娘である花立篤子氏が編んだのが、この『丹沢 尊仏山荘物語』であるようだ。
正直、この本を読んでちょっと何とも言えないような気持ちになった。うーむ。。。
そういえば、今年の1月には2度ほど尊仏山荘にお世話になった。(いずれも、昼飯を食っただけだが。)
そのうちの1回、大きな猫が丸くなって寝ているのを見かけた。
(2011.01.04撮影)
山荘の飼い猫だそうで、当時でもう11歳とのことだった。
若い頃は大倉尾根を単身下りて大倉に出没したそうだが、今はあまり出歩かないとのことだった。
今も元気で暮らしてくれているといいな。
0 件のコメント:
コメントを投稿