僕のような一般人には程遠い場所である。
最近はヒマラヤトレッキングのツアーも多々あるようだが、僕のような貧乏暇無しには夢のまた夢。
ましてや、8,800m以上のエベレスト山頂など、一生かかってもこの足で到達できる気がしない。
『エベレスト登頂請負い業』の著者である村口氏は、そんなエベレスト山頂に、撮影機材を背負って何度も到達している剛の者だ。
まさに仕事人。こういう仕事も世の中にあるのだなぁと、ただただ感心するばかりである。
さらに感心するのは、そのスケジュール管理である。
いかに仕事人といえど、8000m峰に登るのには事前の入念な体づくりが必要なようで、高所順応や体力づくりの細かいスケジュールをきっちりと考え、そしてそれを的確に実行しているようだ。
たぶんエベレストにアタックする人はこういったことをやるものなんだろうけど、それにしても村口氏の場合は、職人のような緻密さを感じさせる。だからこそ「エベレスト登頂請負い業」と胸を張って(ほんのタイトルにするぐらいだし)名乗れるのだろう。
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