このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2012年5月6日日曜日

山行記 : 2012年4月29日~ 奥秩父主脈全山縦走(失敗) 総括・反省編


「山行記 : 2012年4月29日~ 奥秩父主脈全山縦走(失敗)」の全行程は以下のリンクから。




今回の奥秩父主脈縦走計画は、難易度が高いことは最初から分かっていた。
だが、失敗するという可能性は念頭からできるだけ排除しながら準備を進めてきた。とはいえ、常に不安はつきまとい、その結果が28kgという荷物の重さに反映したものと思われる。

今回の敗因は、この荷物の重さが最も要素として大きい。
腐った雪に足を取られて苦労したのは間違いないが、雪が無い林道でも歩行速度が全然上がらなかったことを考えれば、最も大きな要素は荷物の重さが致命的であったと思われる。

28kgという重量は、常軌を逸するものではないと思っている。
少なくとも、高校時代に山岳部の合宿では、普通に背負っていた重さだ。大学の山岳部などでも当たり前の重さだろう。
やはり僕にはフィジカルの強さが決定的に足りないのだと思う。修行せねば。

また、僕はこれまでライト&ファストには冷淡だったが、やはり装備の軽量化は考えなければならないだろう。ザックのコンフォートゾーンを越える重量を背負うのは、さすがに懲りた。


また、今回も忘れ物に苦しめられた。
今回こそ忘れ物ゼロを目指してリストを1週間前から作って、丸1日かけて装備を精査したのに、よりによってストックのスノーバケットを忘れた。これが非常に痛かった。
腐ったグズグズの雪を、大荷物を背負ってツボ足で歩くには、ストックによるサポートが非常に有効なハズだ。よりによってスノーバケットを忘れるとは・・・。


今回の反省を踏まえて、必ずリベンジを果たしたい。
奥秩父主脈の縦走すら果たせずして、次のステップには進めない。



<蛇足として>
だが、僕が下山した翌日から、奥秩父・奥多摩は大荒れの天気。あのまま登山を続けていたらかなりシンドイ状態になっていたのは間違いないので、結果オーライということで。

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