買ってしまった。マウンテンハードウェアのトレイルランニング用ジャケット「エフュージョンパワージャケット」。15,000円也。
河口湖マラソンのスタート前に、トレイルランナーの奥宮さんが着ていたのを見て欲しくなった。
前身頃(上の写真で赤い部分)は防風、防水の機能を備えつつ透湿性に非常に優れた素材「AIR SHIELD ACTIVE」という素材を使用している。ストレッチ性もあるので、動きやすさも担保されている。
また、背面や肘部分など(上の写真で黒い部分)は通気性を重視し、ストレッチに優れた素材になっている。
実際に、近所をランニングするのに使ってみた。
家を出たのが夕暮れ時だったので、日差しもなくて空気が冷たい。気温は8度ぐらいか。
走り始めは体が温まっていないので寒さを強く感じるものだが、これを着ていたらかなり温かい。真正面からの風をいい具合にブロックしてくれる。
首元も、上までキッチリとジッパーを上げると、非常にぴったりとして風が入ってこない。もちろん、ジッパーが肌に当たることもなく快適。
体が温まってきたら暑く感じるかな、と思っていたが、実際にはほとんどムレることなく、非常に快適。背中が前面メッシュであることも、ムレない理由なんだろうと思ったのだが、実際に「AIR SHIELD ACTIVE」の透湿性は非常にすぐれている模様。
それは、このジャケットの上から腕時計をつけていたことで判明した。
腕時計を外したら、裏に汗が水滴になって付いていたのだ。このジャケットそのものはサラサラしているのに、その外側には大量に蒸気を逃がしていたのだ。ビックリ。
あと、真冬に走るときは手袋をつけたりするわけだが、このジャケットにはちょっとした手袋もついている。
デフォルトでは指先だけが出るようになっているが、
↓
甲の部分の折り返しをひっくり返すと
↓
ミトンに早変わり。
なんなら、額の汗もぬぐえちゃう。
これ、けっこう助かる。
背中のメッシュは、ザックを背負ったりすると本来の通気性を発揮できないだろうが、脇や肘も同じくメッシュなので、充分通気性は確保できるだろう。
それよりも、背中がザックで覆われることで、少なくとも寒さを感じる心配はあるまい。
フードはついていないし、メッシュの部分も多いので、これが雨具の代わりになることはあるまいが、トレランだけでなく真冬の低山ハイキングなんかにも非常に使いやすいと思う。
久々に良い買い物だった。
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