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2011年10月8日土曜日

購入&インプレッション : ザ・ノースフェイス「エンデューロ13」

以前も書いたとおり、容量が10リットルちょっとで、ザックを降ろさなくてもドリンクホルダーからペットボトル等を取り出しやすいトレランザックが欲しいと思っていた。

今までその存在を知らなかったが、ザ・ノースフェイスから今年の春に発売されたトレランザックの「エンデューロ13」というのが、まさに欲しいザックの条件に合致することに気付いた。

気付いてすぐに直営店に行ってみたが、置いてないという。
ボトル2本差しというのがウザかったのか、不人気だったために店頭に置かなくなってしまったとのことだ。ショック。

すでに本社在庫も無く、全国の直営店に出ているのもわずか2個。
そのうちの1個を取り寄せてもらい、店頭で試してみた。

結論から言うと、見切り発車で購入。10,500円也。






















ウエスト部分はワイドなベルトで、とてもホールド感が良い。
(↓ザック正面)






















ショルダーハーネスとチェストベルトが一体になっており、胸の真正面でベルクロで固定するようになっている。






















この作りの特徴として、ショルダーハーネスを締め付けて背中や肩のホールド間を得ようとすると、胸が圧迫されて息がしにくくなるということだ。
なので、うまくちょうど良いホールド感に調整するのがなかなか難しい。

また、背面が少し長めで、身長166cmの僕には、少し大きいようだ。
ワンサイズ展開なので、サイズのことはどうにもならない。

とりあえず、店頭で、2.5kgの錘を入れてもらい、ボトルホルダーには持参した500mlペットボトルを2本突っ込んで、飛んだり跳ねたりしてみた。
やっぱり体に合っていないような気もするが、この程度であればなんとかなるのではないかと。どうせレースで使うわけじゃないし、そんなに高い買い物でもないし。

というわけで購入。

ちなみにボトルホルダー部分は、あくまで付属の専用ボトルを入れるための設計になっているようで、500mlペットボトルの収まりは必ずしも良くない。特に、コンビニ向けにスラッとした形になっているペットボトルは、抜け落ちる恐れがある。
もしペットボトルを差すなら、自販機で売られるタイプの、昔ながらのずんぐりむっくりタイプを使うと良いだろう。

ちなみに、付属の専用ボトルは下の写真のとおり。






















太さは、通常のペットボトルよりちょっとだけ太い。

このボトル、オスプレーのタロン4にもちょうどハマッた。

















今まで、買ったはいいけどボトルも付属してないし、使い道が無くて放置していたが、これを機に使い道を模索したいと思う。
欧米のトレイルランナーはけっこうウエストバッグで走ってたりするしね。
かなり走りにくそうだけど。

エンデューロ13の使い心地については、追ってレポートしたい。



<追記>

先日の山手線一周RUNにおいて、初めてこの「エンデューロ13」を使ってみた。

中身は、途中で力尽きて電車で帰ることを想定して、ユニクロのウルトラライトダウンジャケット、モンベルの中厚のウールのアンダーウェア、薄手のジャージ上下を本体部分に収納。ベルトのポケットにはアミノバイタルのセリータイプを1個と、auのゴツい携帯と、いくばくかのお金。

これだけ入れたらもうパンパン。本当に13リットルなのか?? あんまりグレゴリーのルーファス(8リットル)と変わんなくない?
本体部分が縦長なので、パッキングも一工夫必要。

ボトルホルダーについては、冬場だし、街中だし、ということで、500mlのペットボトルを1本ずつ入れた。ガバガバなので安定感に不安はあったが、ドローコード で締めたら、意外と大丈夫な模様。

装着感としては、慎重166cm、体重57kgの僕にはショルダーハーネスがガバガバで密着感は無し。それでも、あまり荷物が揺れているような感じもなく、不快というほどではなかった。

総合点としては、まあまあ使い物にならない訳ではない、という感じだろう。

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