トレーニング不足を痛烈に自覚しつつ、それが故にこのタイミングで追い込まなければ、出場することすら申し訳ない気持ちになってしまうばかりだ。
と同時に、だいぶ気温も暖かくなってきたので、トレランスタイルでのツェルト泊1泊山行をしてみたいという気持ちがムクムクと湧き上がってきた。
というわけで、先週の塔ノ岳も一緒だったA先輩とそのお仲間が1泊2日で雲取山に行くというのに便乗して、僕も雲取山に行くことにした。
みなさんは1日目に鴨沢から雲取山山頂を経由して雲取山荘泊。そこから2日目に三峰に下りるというルート。
一方、僕の方は、雲取山荘以外の行動を全く共にしないという、ある意味むちゃくちゃな参加の仕方。
1日目に奥多摩湖バス停から六ツ石山に上がり、そこから石尾根を伝って雲取山経由で雲取山荘を目指す。約18km。
2日目は、午後から下界で用事があるため、朝一で鴨沢に下りる。約11km。
こんな参加の仕方を許してくれる皆様に感謝。
ここで、今回の装備を紹介したい。
【住】
・信州トレイルマウンテン「ストックシェルターPRO」
・マックパックのタイベック製カタログ
トランスジャパンアルプスレース2012の出場選手のなかで、かなりの数の選手が使っていたという話を大会選考レポートで読み、ミーハー心で購入してしまった超軽量シェルター。ツェルトですらない。今回、初使用。
マックパックのカタログは、タイベック製なのでグランドシート代わりに。あきらかにサイズが小さいが、胴体の荷重によりシートに最も負荷のかかる部分だけにでも敷くことによって、穴開くなどのトラブルを極力避けられるようにするのが目的。
なお、ストックシェルターPROは、僕が購入したモデルから防水透湿素材を使用しているが、縫い目は防水加工していないので、雨が降ったら残念なことになる。それも覚悟の上。
【寝】
・シュラフ:OMM「マウンテンレイド」
・スリーピングマット:銀マット
シュラフは、今回のこのために購入したアイテム。
真夏の雲取山ならシュラフカバーだけでも十分なのだが、この時期はまだ最低気温は10℃以下まで下がるので、どうしてもコンパクトなシュラフが必要だった。
一方、スリーピングマットは、単なるペラペラの銀マット。厚みなんかこれっぽっちも無く、当然クッション性もほぼ無し。もはや、「スリーピングマット」などと呼ぶのもおこがましい。高校山岳部時代にはこれと化繊のシュラフだけでなんとかしていたので、あの若かりし頃を思い出してこれで凌ぐことにした。問題は、この老いた肉体で、高校時代と同じ条件に耐えられるのかだ。
【食料】
・スポーツ羊羹 2コ
・パワージェル 2コ
・グリコのBCAAジェル 1コ
・アミノバアミノバイタルジェル 1コ
・クリームパン 1コ
・ランチパック(ピーナツバター) 1コ
・グミ 1袋
・おにぎり 1コ
夜ご飯はA先輩がご馳走してくれるとのことなので、ありがたく甘えさせていただく。
おかげで荷物が大幅に減った。非常に助かった。
【給水】
・グレゴリーのハイドレーション(1.5L)
・ポカリスエット 500ml
・お茶 250ml
グレゴリーのハイドレーションは、TEMPO8に付属のやつだ。5、6回、根気強く使い続けていたら、だいぶ臭気や舌への刺激が減ってきた。ポカリスエットを500ml持ったので、水は1.5Lに抑えた。
お茶は、クリームパンや羊羹を食べる時に必要だろうと考えて、ちょっとだけ持った。
【雨具】
・モンベル「トレントフライヤー」(上だけ)
・OMM「KAMLEIKA SHORT」
トレントフライヤーのパンツも持っていくか、それとも、せっかく買ったのだからOMMのショートパンツを持っていくかでさんざん悩んで、結局ショートパンツの方を選択してしまった。
これが、後に大きな失策となった。
【防寒具、着替え】
・モンテイン ストレッチクイックスダウンジャケット
・ユニクロ ヒートテック 長袖&タイツ
・7分丈のジャージのパンツ
・下着
【ザック】
・オスプレー「ホーネット46」
購入以来約2年半、そのショルダーハーネスの脆弱さのために登山に使用したことが無かったが、ついに本番初投入。
【その他】
・トレッキングポール:ブラックダイヤモンド「ゼットポール ウルトラディスタンス」(110cm)
・細引き(1.5mm) 3m×2本
・洗濯バサミ 2コ
・予備ベグ 2コ
・ヴィクトリノックス クラシック
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・常備薬
・虫除けスプレー
・コンパクトデジカメ
・お金等
・携帯電話&iPhone
・地図・コンパス
トレッキングポールはストックシェルターPROを建てる支柱にするために持参。つーか、そもそもそのために購入したものだ。
細引きと予備ペグは、万が一ストックシェルターが自立しなかった時に無理やりにでも立たせるためにと持参した。
これでたぶん、重量は8kgぐらい。測っていないので分からんが。
あとは、この重量を担いで、ずっと登り基調の石尾根をどの程度のタイムで踏破できるものか。。。
(「1日目」編につづく)
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