このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2012年5月20日日曜日

購入&インプレッション : SALOMON(サロモン)「スキンプロ14+3」

以前購入したノースフェイスの「エンデューロ13」が、どうにもこうにも背面長が合わず、使用するに支障を感じるようになった。
冬場は少し厚着で走るので、その分どうにか誤魔化しが効いたのだが、暖かくなってきて薄着で走るようになると、全く以って使用に堪えなかった。

というわけで、同じかそれ以上の容量で、かつ、ペットボトルの出し入れが楽なトレラン用のザックを探していたところ、SALOMON(サロモン)の「スキンプロ14+3」を発見。
特殊なビジュアルにやられて購入してしまった。。。

バックはこんな感じ。





















フロントはこんな感じ。





















ザックからハイドレーションのチューブが伸びているが、このハイドレーションは購入時にセットになっているもの。

取り出してみると、ハイドレーションパックの本体部分は、なにやら袋に覆われていた。





















本体を抜いてみると、袋の内側は片面だけアルミが貼り付けてあった。保温効果が多少なりとも期待できるのかもしれない。





















パック本体はサロモンの標準のハイドレーションパック





















本体とホースの連結はワンタッチで外せる仕様。





















飲み口は、キャメルパックみたいにヤワじゃないけど、ソースほどガードが固いわけでもない。
トレランにはちょうど良い具合かも。

さて、ザック本体に話を戻す。

14リットル入るとされている本体へのアプローチは、大きく開くジッパーだ。





















このザックはテキスタイルが非常に薄くフニャフニャなので、すごく軽いのだが、フニャフニャだと、走った際の揺れでザックも揺れやすくなり、邪魔になる恐れがある。
その弱点をカバーするために、表面の黄緑の生地で押さえつけているような不思議な作りになっているのだが、その構造上、荷物の出し入れは決してやりやすくはない。

まー、一回入れちまったものは、そんなに頻繁に出し入れしないし、大きな問題にはならないけどね。

3リットルのポケット部分はこんな感じ。





















で、このほかの昨日として、なにやらトレッキングポールをひっかけておける便利機能があるらしく、そのやり方を説明した紙が付いてきた。





















が、僕はあまりトレッキングポールは使わないので、興味無し。


で、先日の川苔山のハイキングで使ってみた。
まー、いきなりトレランで使うのが怖かったからなのだが。

というわけで、実際に使用した際の写真が以下。

(前)





















(後)






















このザックの最大の外形的特徴は、何といってもショルダーハーネスにペットボトルを突っ込めること。(笑)
上の写真はコンビニで買った伊衛門なので、ボディが細くて長い。なので、自販機で買えばもっと収まりが良いのではないかと思う。

なお、このショルダーハーネスのポケットは、必ずしも500mlペットボトルを入れる必要は無い。
行動食(トレランならばエナジーバーだのジェルだの)を入れておけば便利だ。

本体の横に着いているポケットはガバガバだ。
ペットボトルを入れて走ったら、落としてしまいそうだ。ここに入れる荷物は、固定方法を考えて収納したいところだ。

チェストベルトとウエストベルトに相当するものは、なんだかやたらと斜めになっているゴム紐である。
実を言うと、このデザインにやられて買ってしまったと言っても過言ではない。こんなことだから、貯金がどんどん目減りしていくのだ。
閑話休題。
ともかく、このチェストベルト、ウエストベルトを固定するためのフックが多少固いので、着脱時には多少力が要る。

サイズはワンサイズ展開なのだが、ショルダーハーネスのストラップでかなり強引に、しかも激しくサイズ調整が可能だ。
が、身長166cm、体重58kgの僕には、イマイチ調整しきれなかった。

上の画像を見ても分かるとおり、ややずり下がった位置で留まってしまう。
本来トレランのザックは肩甲骨の間に重心が来るのが望ましいと言われているが、これじゃどうやったって肩甲骨がガラ空きだ。
なんとか、いい位置で背負えるように工夫してみたい。

最後に、付属のハイドレーションについて。

使用前によくゆすいだつもりだったが、実際に山行中にハイドレーションの水を飲んでみると、樹脂臭くて飲めたもんではなかった。
サロモンのハイドレーションを使用する際には、水に一晩漬け込んでおくなど、臭み抜きをしないと使用に堪えないかもしれない。
ソースでもキャメルパックでもそんなことはなかったんだけどなー。



4 件のコメント:

  1. sanmon-bunshiさん
    ブログ大変参考になりました。
    スキンプロの実物を見たくてショップを探したのですが、どこにも無く結局この詳細なブログを見て購入を決めました。
    私もハイドレーションの臭いで困っています。
    臭み抜きのいいアイデアはないでしょうか?
    何日で臭みがとれましたか?

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    1. コメントありがとうございます。
      臭いについては、やはり完全には無くなっていないです。
      ただ、長時間水を入れっぱなしにして捨てる、というのを何度か繰り返すことでだいぶ軽減されてきました。
      あと、他の対策としては、真水ではなく、他のドリンクを入れるという手もあると思います。
      僕は夏場のレースで経口補水液を入れてみたところ、臭いが真水よりは気になりませんでした。(あくまで主観ですが。)

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  2. sanmon-bunshiさん
    ヒントありがとうございました(^^)
    早速、ドリンクと思いましたが、手近にあった手を除菌するための消毒液を試してみました。
    一晩入れてみたところ、ほとんど臭いが無くなっていました*\(^o^)/*
    後、仕上げにスポーツドリンクを試してみます。
    今週末、八ヶ岳スーパートレイル100kmに間に合いそうです(^^;;

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    1. 八ヶ岳スーパートレイル出場されるんですね!
      がんばってください!

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