このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2012年1月9日月曜日

旅RUN : 2012年1月8日 山手線1周RUN その1 ~五反田駅から東京駅編~

東京の都心を走る環状線であるJR山手線。
走行距離は34.5km。電車では1周約1時間である。

この山手線の線路沿いを自分の足で走ってみたら、東京観光として面白いのではないか。
うっかりそんなことを思って、走ってみた。

ルールは簡単。
  1. 合理的な範囲で、なるべく山手線沿いを走る。
  2. 山手線の外側でも内側でも、山手線沿いを走れそうなほうを走る。
  3. 山手線の全ての駅を写真に収める。
  4. 休憩は適宜。
以上だ。


まずは、自宅を11:30過ぎに出て、最寄の山手線の駅である五反田駅に向かって走る。
わりとすぐに五反田駅に到着。
















さすがに3連休の真ん中だけあって、人があまり多くない。

次に、山手線と目黒川の間を通って大崎駅へ。
















山手線内回り電車の終点になることも多い大崎駅だが、構内は広いものの、外ヅラがしょぼいので改札手前から撮影。

そこから今度は山手通りを北品川方面へ。
そこには、つい先日行ったばかりの品川神社が。
















前回は人が並んでいたのでお参りをパスしたが、今回はさすがに空いていたのでしっかり二礼二拍手一礼でお参りをした。

そのついでに、品川神社にある「山」にも登ってきた。

↓これがその山だ。
















「ショボ!」って思った人は、バケツを持って廊下に立っていなさい。
なかなかどうして、意外に険しい山なのだ。

↓この登山道を見よ!





















狭く急な階段状の登山道は、人がすれ違うことすら難しい。
ゴツゴツとした山肌は、玄武岩をコンクリートで固めて作った厳めしい姿をしている。まさに胸突き八丁。

登頂に成功すると、これまた意外にも見晴らしが良い。
↓山頂の様子と、そこからの眺め。
















臨海地区の高層ビル群がよく見える。

この品川神社は大黒様を祀っているわけだが、品川地区には七福神を祀る神社が点在しているようだ。
















ということが、品川女子学院の前の看板に書いてあった。
この七福神めぐりでもするのか、気合の入った散歩スタイルの熟年の団体がいるわ、いるわ。もはや高尾山と見分けがつかない。

そんなこんなで寄り道に時間を取られているうちに、どんどん時間は過ぎていく。
やっと品川駅についたときには、出発から1時間近く経過していた。たった5kmの距離なのに・・・。

というわけで、品川駅。
















やっぱり休日は空いている。

このまま第一京浜を北上し、次の田町駅を目指す。

泉岳寺を過ぎたあたりで、なんと故・笹川良一氏が母を背負っていた。





















これは笹川記念会館の前に立てられた銅像で、笹川氏といえばまさにこの、母を背負う姿をアピールすることで有名であった、まさにその姿である。
悪名の棺 ― 笹川良一伝』を最初の50ページだけ読んで放置している自分としては、やや後ろめたさを感じる銅像である。一日一善。

この笹川記念会館を過ぎて間もなく、「札の辻」という交差点が現れる。
その昔、役所から庶民への通達は立て札で行われたわけだが、まさにこの地は、立て札を立てる場所だったようだ。

この札の辻交差点にかかる歩道橋の上から、キレイに東京タワーが見えた。





















やっぱりスカイツリーより東京タワーだよなー、と思ってしまうのは年寄りの証拠だろうか。

ここまで来ると田町駅はもうすぐ。
そして到着。
















近くに慶應義塾大学があることから、平日はこのあたりに学生がたくさんいるのだが、やっぱり休日なので見当たらない。

その田町駅を過ぎて直ぐ、第一京浜沿いにこんな記念碑が。





















西郷隆盛と勝海舟が江戸城開城のための会見をした場所だそうな。
おじいさんのグループが陣取っていたので詳しい能書きを読めなかったのだが、たしか三田に薩摩藩邸があって、そこで会見したんじゃなかったかな?
当時はまだこのあたりは海辺で、その立地を利用して薩摩藩は高速船を使って頻々と国許と連絡を取り合っていたって話だったはず。

そんな記念碑を過ぎてすぐに右折。山手線により近い道にアプローチ。
すると、神社が現れた。その名も御穂鹿嶋神社
















とりあえず、二礼二拍手一礼。

そのまま公園沿いの道を北上。
橋を一つ渡るとすぐに浜松町駅に出る。
















ここからは500mほど、まさに「線路沿い」という感じの道を北上。





















電車も頻々と通過する。さすが都会。
うちの実家の方なんて、1時間に上りと下り1本ずつしか通らないのに。

このあと、ちょっとハプニング。
予定していた道が工事中で、通り抜けができない。
通れる道を探していたら、いつの間にかゆりかもめの汐留駅にたどりついた。
















大きなロスだ。

その後、新橋駅へ。
















山手線の外側を走っていたので、SL広場は通らず。


新橋駅から有楽町駅への道は、おいしそうなご飯屋さんがたくさん立ち並んでいる。
有名な美登利寿司の銀座店もこのエリアだ。
もちろん、寿司だけでなく、様々な飲食店が立ち並んでいる。
時刻は13時半ごろ。腹も減ってきたところだが、ランニングの途中であまり腰を落ち着けるわけにもいかず、ART SPORTSの本店でアミノバイタルのゼリータイプを買って飲んだ。






















本当は、たい焼きとか今川焼きとか、そういうものを買い食いしながら走りたいのに、何故かそういう店が無かった。
こんなところまで来て、なんでART SPORTSやねん、と。なんでアミノバイタルやねん、と。

イヤリアンやら中華やら寿司やら定食やらがズラっと並んだエリアを断腸の思いで通り抜けながら、やっと有楽町駅到着。





















あいかわらず駅前のビックカメラの呼び込みは威勢が良い。

有楽町駅をすぎるとすぐに東京駅だ。





















東京駅は果てしない改修工事中のため、引きの絵だと何の建物か分からないため、こんな通路の画像になってしまった。


(「2012年1月8日 山手線1周RUN その2 ~東京駅から巣鴨駅編~」へ続く)

2 件のコメント:

  1. この企画イイネ!次回も楽しみにしてます(゜▽゜)

    返信削除
  2. ありがとう!
    一気に完結までアップしました。

    返信削除