今まであんまり厳しい条件の冬山には行ったことが無かったので、ハードシェルはゴアテックスの雨具で代用していた。
が、雨具は所詮雨具でしかなく、ゴアテックスといえどベンチレーションが無いために蒸れる。
寒いところで汗をかくのはもうゴメンなので、ついにハードシェルを買うことにした。
で、いくつか候補があった中で、購入したのはOUTDOOR RESEARCH (アウトドアリサーチ)の「フーリオジャケット」。
なんか知らんけど地味に人気っぽかったのと、元々たいして高くないところに30%オフでさらに安くなっていたので決定。
サイズはやや大きめのタップリ感。
スマートなシルエットが流行っている昨今の流れに逆らって、わりとゆったり。
166cm、57kgの自分が、ダウンジャケットの上から着てSサイズでやや大きく感じる。
そんなフーリオジャケットの一番の特徴といえば、裾までブチ抜きのベンチレーション。
ただ、考えてみたらウエストベルトをしちゃうので、あんまり意味無いかも。。。
フードもやや大きめ。
試しに、バラクラバを着けてPETZLのメテオをかぶって、その上からフードをかぶってみた。
(恥ずかしいので、顔は塗りつぶしてみた。)
今時の小さめフードとは違い、ややガバガバ。
フードの後頭部についているドローコードを絞れば、とりあえずピタっとはする。
うーん、買ったはいいけど、なんとなく全体的にいまいちピンとこないなー。。。
とりあえず、2月に雲取山あたりで使ってみることにする。
(追記)
安さに吊られて購入したわけだが、やはりサイズのデカさは如何ともしがたい。
が、実用にはそれほど大きな障害は感じなかった。
2012年2月11日~12日の雲取山~石尾根縦走の際には、早朝の雲取山山頂でこそ着込んでいたものの、その後すぐに暑くて脱いだ。
汗抜けも、所詮はゴアテックスなのであまり良くはなく、蒸れを感じた。
2013年1月2~4日の燕岳では、サイドのベンチレーションをフルオープンにしてみたり、閉じてみたりといろいろやってみたが、風が強い稜線でフルオープンにはできず、そもそもフルオープンにするにはザックのショルダーハーネスやウェストハーネスなどが邪魔だ。
あまり汗抜けも良くないことから、結果、燕山荘に着いたころにはジャケットの内側に氷がついていた。汗が抜ける前に凍ってしまったということは、汗が抜けずに内側で水滴になってしまっていたということではなかろうか。
実際、MHWのクエーサープルオーバーでは、このような現象は発生しなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿