このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2011年12月31日土曜日

購入 : 登山詳細図 『高尾山』 『奥多摩東部』

登山詳細図 『高尾山』『奥多摩東部』を購入した。

前々から気になっていたのだが、地図は2万5000分の1で充分だろうと思って買っていなかったのだが、友人が購入したのを見せてもらったところ、そこに記載されていたのはコースタイムではなく、距離である。
しかも、「解説」によると、その距離は上空から見た際の距離ではなく、ロードメジャー(車輪をコロコロして計測するやつ)を使って全て実測したそうだ。
気の遠くなる話だ。

制作者の守屋益男氏はその筋では有名な人のようで。

ちなみに前述の友人は、小仏峠の広場で本人が手売りしいてるのを買ったそうだ。すげー。






















なお、この『高尾山』の「解説」に書いてあったのだが、高尾山をぶち抜いてトンネルを作る計画があるそうで、それに対して環境保護のために「高尾山の自然を守る市民の会」が工事差し止めの訴訟を起こしているそうだ。
日本の行政は環境保護に冷淡だからなー。。。 勝ち目があるかは分からないが、がんばって欲しいと思う。


『フィールドライフ』 No.34 冬号

ゲット!























「メガネ男子、ひとり山へ行く。」のヘタレっぷりは毎回楽しい。笑

新田次郎 『聖職の碑』

先日、長野県伊那市出身の有人から、新田次郎の『聖職の碑』のことを聞いた。

その友人の出身校では、学校登山という催しがあり、生徒が学校行事として木曾駒ヶ岳(伊那の人は木曾駒ヶ岳とは言わず、西駒ヶ岳と言うそうだ。)に登るのだそうだ。
友人は、最近になってこの『聖職の碑』を読んで、なぜ学校登山という催しが行われるのかと、そのルート上にある「遭難記念碑」のルーツを知ったのだという。
そんなわけで、その友人から、『聖職の碑』を読めば何故「慰霊碑」ではなく「記念碑」なのかが分かるからと強く勧められて読んでみた。

新田次郎の小説の油断ならないところは、ルポルタージュや伝記のように見えながら、その実は小説であるという点だ。司馬遼太郎の小説を読んで歴史を知ったような気になるのと同じ危険が、そこには潜んでいる。
ただ、この小説に描かれている大量遭難事件を前向きな教訓としている姿は、登山という取り組み自体においても大いに学ぶべきところがあると思う。


最近では、高校の山岳部などは顧問のなり手がいなかったり、学校が万が一の場合を考えて腰が引けていたりなどで、存続の危機にさらされているケースが少なくないと聞く。
こんな時代だからこそ、この小説に描かれているような態度が必要なのではないかと思うけどね。残念だ。


さて、作中で唐沢圭吾の遺体発見のきっかけとなったのが駒ヶ岳マラソンという大会だということが書かれていたが、今はそういう大会はないんかね?
調べたけど見つからなかった。

あー、木曾駒いきたい。
もちろん、ロープウェイなんか使わず。


2011年12月30日金曜日

都心から見た富士山

目黒の行人坂の上から、富士山が見えた。


















やっぱ富士山でけーわ。

荒川30kのゼッケン

荒川30k冬大会の事務局から封書が届いた。
受付票が入っているものだとばかり思って封を開けたら、ゼッケンと計測タグが入っていた。

受付要らずか。すげーな。

栄養の摂取

河口湖マラソンで目標タイムを全くクリアできなかったことを受けて、トレーニング方法を見直さなければならないかなーと思い始めた。

その一環として、栄養のとり方をちゃんと意識しようかなと。
とりあえず、勉強のために本を読むことに。


まずはそのまんまのタイトル。
アスリートのための 食トレ 栄養の基本と食事計画』。




















内容は成長期の学生・生徒の部活動を想定しているものが多く、僕のような中高年がそのまま参考にして大丈夫なのか心配。

続いて、『王者の食ノート』。




















管理栄養士の虎石真弥さんの仕事っぷりを描いたルポルタージュで、スポーツ栄養学そのものの本ではないが、東洋大学陸上部が取り上げられているので読んでみた。
まさに胸熱。

問題は、1日13~14時間労働して、土日の休みもままならない独身男性がで、どうやってこのような行き届いた食事をとるかだな。。。

なお、現状は外食とコンビニに依存している。合掌。


2011年12月27日火曜日

PEAKS別冊 2冊

最近、登山雑誌『PEAKS』の別冊ムックが2冊立て続けに出版された。

1つが、『みんなの山道具』。




















素人さんから玄人さんまで、ガチの山ヤからご近所ハイカーまで、いろいろな人の装備を、山行のシチュエーションと併せて紹介している。

もう1つが、『マウンテン・ギア ブランド大全』。




















こちらは、山用品の185ブランドを一挙紹介している。
ブランドによって割いているスペースに違いはあるが、商品そのものよりも、そのブランドの生い立ちや歴史、ウリなどを解説している。

どちらも、エイ出版らしい作りで、どちらかというとファッション誌やモノ雑誌に近い方法論が用いられている印象。
某巨大掲示板の登山板住人からは「ファ厨」と呼ばれること請け合いな作りだとは思うが、これはこれでライトな読みものとしてはアリなんじゃないかと思う。

ただ、1つ残念なのは、どちらも読んだ後、「で?」という感想しか湧いてこないところだ。
この内容を知ることで、次の山行にどうプラスになるのだろうか。もしくは、より良い山行のためにどのような活用の仕方をすれば良いのか。それがイマイチ見えてこない。

そういうところもファッション誌やモノ雑誌に近いアプローチを感じさせる所以なのかもしれない。
ファッション誌(特に男性向け)やモノ雑誌は、ウンチクをたれたり、外形的トレンドを追いかけたりというのが好きな人が読む傾向があると思うが、その手法を見事に取り入れているなぁと。なので、次の山行にどう生かすか、という観点よりも、友達に山グッズウンチクを語るのに役に立つ内容だなぁと。

2011年12月26日月曜日

旅RUN : 2011年12月25日 三浦海岸RUN

仕事で三浦海岸に行ったついでに、軽く10kmほど走ってきた。

何年か前に三浦国際市民マラソンに参加したことがあり、アップダウンがきつくてかなりしんどかった記憶があるので、距離が短くてもそこそこのトレーニングになるんじゃないかと思ったわけだ。

走り出しは三浦海岸のビーチ。もうすでに夕暮れ時だ。

対岸に房総半島が見える。
















来年3月には房総丘陵トレイルランであの裏側を走るんだなー、と思いながら眺める。

海岸はクリスマス寒波の影響ですさまじく寒く、人の姿はまばらだった。
それでも、何人かのウィンドサーファーは海に入って、ウェットスーツを着て、素足、素手で練習をしている。
僕だったら、こんな寒い日に海に入るぐらいなら、雪山で雪上幕営したほうがナンボかマシだ。

しばらく海岸沿いを走ると、名物の三浦大根が大量に干されていた。
















大量すぎ。
切り干し大根になるのか、たくあんになるのかは知らんけど、すごい風景だ。

そういえば、このあたりは三浦大根が名物すぎて、三浦国際市民マラソンの参加賞は全員三浦大根なんだよね。1万人とか参加者がいるのに。
いったいこの地のどこにそんなに大根があるんだろうかと疑問に思っていたが、このあと、その謎が解けることになる。

さて、その後海岸沿いの道を走り、「走湯神社入り口」交差点を右折。
走湯神社の前を通る。





















その先は、今までの海岸沿いの風景とは全く異なった、畑の風景が広がる。
そう、三浦大根はまさに、こういうところで作られていたわけだ。
















さらにその先、三崎口方面へ斜面を登る。まさにこれが三浦半島といった上り坂だ。

坂道の途中から東を見ると、なんとのどかな風景であることか。
















胸をしめつけられるようなのどかさに、IT企業で日々社畜として忙殺される非人間的な毎日の在り方を考え直さなければいけないのではないかとさえ思った。

さて、上の写真を見ていただいてもご理解いただけると思うが、これがなかなかの坂道だった。
この写真でもまだ半分までしか登っていないのだから。

坂道を登りきると、そこにもやはり大根畑が。
















やはりこれだけの供給源があるからこそ、三浦国際市民マラソンの参加者全員に1人1本の大根を配ることができるんだな。
つーか、今でも配ってんのかなー。

この後は、国道134号線をゆるゆると下りながら三浦海岸駅のほうに戻ったのでした。


海沿いの道の開放感と、激しく長いアップダウンの両方をコンパクトに兼ねそろえた三浦市は、非常に良いトレーニングになること請け合いなランニングコースの宝庫だと、つくづく思った。


三浦に来たのに、三浦アルプスには全く立ち寄る暇もなく、非常に残念だった。
近々のうちに是非三浦アルプスにも行ってみたい。

↓海岸から臨む三浦アルプス。

2011年12月24日土曜日

山行記 : 2011年12月23日 景信山~高尾山(ダイヤモンド富士)

冬至前後は高尾山山頂からダイヤモンド富士を見ることができるということで、昔の同僚を誘ってハイキングがてら行ってくることにした。

ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂から日が昇ったり、富士山の山頂に日が沈んだりなどで、富士山の山頂が輝いて見える状態のこと。
今回、高尾山から見えるのは、日が沈む方なので、スタートは遅めでOK。
とはいえ、ダイヤモンド富士を見るだけではもったいないので、軽くハイキングをすることにしたわけで。

天気予報では、快晴だけどクリスマス寒波到来ということで、厳しい冷え込みを予想していた。

朝10時過ぎに高尾駅前を出発する小仏行きのバスに乗り、終点の小仏下車。
そこから少し舗装道路を歩き、景信山の登山口を目指す。

















15分ほど歩くと登山口に。

















この登山口から1時間も歩くと景信山の山頂に至る。

冬らしい枯れ野を歩き、





















30分ほど歩くと視界が開け、分岐があらわれる。
















右に行くと小下沢、左に行くと景信山山頂。
どちらも広々とした登山道でよく整備されていた。さすが高尾。

分岐からしばらく、眼下に街が見えた。方角的に福生とかそっちのほうじゃないかと思うが、自信は無し。

















そうこうするうちに、景信山山頂に到着。登山口からちょうど1時間で。

さて、景信山には何故か茶屋が2軒あるのだが、一段高いところにある方(高尾山方面から見て奥の方)が「かげ信小屋」。
















一方、低い方で、高尾山方面から見て手前の方が「景信茶屋」。
















全く別経営の模様。
僕は個人的に、「かげ信小屋」のほうが静かで好きなのだが、「景信茶屋」からの眺めもなかなかのもの。
















まさに関東平野一望。

この景信山の山頂直下からも、非常に展望の良い場所がある。
















景信山山頂から20分も歩くと小仏峠。
















ここには、何やら置物が多く、お地蔵さんやら、狸の信楽焼きやら、にぎやかです。

















ここからは、うっすらと東京スカイツリーが見える。
















画像中央やや右にうっすらと写っているのが東京スカイツリー。
小仏峠より高いスカイツリー。
高尾山より高いスカイツリー。

その先には「明治天皇小佛峠御小休所阯及御野立所」という碑が。





















このあいだ昭和天皇が夢に出てきたのですが、明治天皇までさかのぼると全くイメージができません。。。

ここから20分で、城山の山頂に到着。

城山の山頂には、NTTの無線塔が立っていて、
















そのすぐ横に茶屋が建っている。
















この茶屋、すさまじく物資が豊富で、物量で他の茶屋を圧倒しているだけでなく、春にはお花畑が広がるなど、非常に力強い。
NTTの私道が無線塔まできているので、それを使わせてもらっているとの噂も聞いたことがあるが、真偽のほどは未確認だ。

ただ、一ついえることは、普通に歩荷でガラス瓶に入ったラムネは運ばないよね・・・。
この茶屋ではいつも冷え冷えのラムネが大量に確保されているので、その贅沢ぶりに飲まずにはいられなくなる。
もちろん、クリスマス寒波に見舞われたこの日も例外無くしっかりいただいた。気温なんか関係ない。





















このころから、富士山方面の雲が一向に晴れる気配が無いことに焦りを感じ始めた。
空は快晴なのに、何故か富士山のあたりだけ雲があり、まさに富士山の姿だけを隠していた。
これでは、肝心のダイヤモンド富士が見られないのではないか。

そんな焦りを抱きながら、城山を後にした。

30分もしないうちに、一丁平に到着。
















一丁平は高尾山系でも最も富士山が良く見えるビューポイントだけあって、すでに多くのカメラマンが陣取っていた。
だが、やはり残念なことに、富士山だけが見えない。
















丹沢山系はうっすらと雪をまとった姿を全てあらわにしているのに、肝心の富士山だけが・・・。
やはり他の登山客もみな、「富士山が見えない」ということを口々にボヤいていた。

一丁平での陣取りの様子を見て高尾山山頂の様子が気になり、少し慌てて先を急いだ。

紅葉台まで来ると、より一層、人の数が増してきた。
普段から人の多いところではあるが、このクソ寒い中これだけの人出というのはスゴイ。


















本当なら、この紅葉台の茶屋でなめこの味噌汁を食べたかったのだが、この混みようを見て焦り、素通りして高尾山山頂に急ぐことにした。
早くしないと、ダイヤモンド富士の撮影場所が確保できなくなってしまう。

ちなみに、僕個人の好みで言えば、高尾山系の茶屋のなめこの味噌汁では、この紅葉台の茶屋のものが一番美味しいと思う。(「2011年7月2日 高尾山 トレイルランニング」参照)


15時過ぎに高尾山山頂に到着。
恐れていたとおり、高尾山山頂の富士山が見えるポジションはすでに大混雑。

















とりあえず無理やり場所を見つけてシートを敷き、座布団代わりに持参したサーマレストZライトを広げて腰をおろした。あとは日没のタイミングを待つばかり。
でも、富士山のところだけ雲がかかっていて、全く晴れる気配がない。なぜそこだけピンポイントで雲がかかっているのか、と。
















ちょうど太陽の光の真下あたりが、本来は富士山が見えるはずの場所だ。
このあたりだけ、何故かピンポイントで雲が晴れない。


やきもきしながら待っていると、次第に太陽の位置が低くなっていった。
だんだん地平線近くまで太陽が沈んでくると、なんと、雲で姿を見ることができない富士山の形が、雲を通してシルエットとして浮かび上がってくるようになった。
完全に後光のような状態だ。
















こんな富士山、見たことない!
雲のスクリーンに浮かび上がる、富士山の影だ。なにやら奇跡でも見ているかのような気分になった。
ありがたや、ありがたや。


さて、無事(?)ダイヤモンド富士を拝み、あとは下山するだけなのだが、ここで問題なのが、ケーブルカーは確実に激しく混んでいるということだ。そうなると、歩いて下山してしまったほうが早いのではないかと。

そこで、また問題なのが下山コースをどれにするかだ。

1号路は舗装された道なので足元は確かだが、道自体がつまらないし、社殿を通り抜けなくてはならないのがちょっとめんどくさい。
一方、下山路の中では随一の展望の稲荷山コースだが、道は完全にトレイルなので、ナイトハイクにはそれなりの覚悟が必要だ。

結局、3秒迷って稲荷山コースを下ることにした。
つまらん道を歩いてもつまらん、ということである。
そもそも、ナイトハイクを楽しむために、ヘッドライトとマグライトを持ってきたのだ。

はじめのうちは、まだ足元も明るく、ライトは不要だったが、30分ほど歩いて中間地点である稲荷山に着く頃には、かなり暗くなっていた。
稲荷山の展望台からは、もうすでに夕闇に浮かぶ夜景を楽しむことができたぐらいだ。
















稲荷山から先は、しっかりとライトを灯して歩いた。

中にはライト無しで歩いている人もいたが、よほど夜目がきくのか、山を舐めているのか、どちらかだろう。
ライトがあっても、足元の不確かな山道は不安なものである。
僕とツレは稲荷山コースを何度も歩いたことがあるので不安無くナイトハイクを楽しむことができたが、これがあまり知らない道だったら、ライトが有っても楽しむ余裕など無かっただろう。

高尾山山頂から約1時間。稲荷山コースの入り口に到着。
ケーブルカーで降りてきた人たちが、まだまだぞろぞろと駅から出てきていたので、やはりケーブルカーの順番待ちをしていたら大変だったに違いない。

↓まだ17時半前だというのにすっかり夜のたたずまいなケーブルカーの駅。
















蛍光灯の明かりを補正しなかったために緑がかってしまった・・・。
期せずして、なんとなくクリスマス風。


そして、ケーブルカーの駅前広場に置かれたムササビの像。






















これで高尾山ダイヤモンド富士のハイキングは終了。


最後に。

ダイヤモンド富士は高尾山よりも一丁平で見たほうがいいかも。
帰りは完全にナイトハイクになるが、一丁平~高尾山口までの道はかなりしっかり整備されているので、道に慣れている人がライトをつけて歩く分には問題は生じにくいと思う。季節的にも変な動物があらわれる可能性も低いだろうし。
来年は是非一丁平でダイヤモンド富士を見たい。

あと、関係ないけど、ムササビも見たい。


2011年12月22日木曜日

『Green Walk』 冬号

九州・山口限定山雑誌『Green Walk』の冬号を買いました。















なんというか、商業誌とミニコミ誌の間ぐらいなノリと、それだけに伝わってくる作り手のこだわりが、読んでいて心温まるなぁ、と。

九州には標高の高い山が無く、最高峰でも中岳の1,791mですが、非常に良い山が多いです。
九州出張にかまけて登りに行きたいものですが、全然時間が取れない・・・。

今は『Green Walk』を読んで思いを馳せるだけで我慢。。。

2011年12月18日日曜日

購入&インプレッション : adidas adizero CS7 WIDE

僕がランニングに使っているシューズがアディダスのadizero Japan WIDEであることはこのブログでも何度か取り上げてきたが、adizero Japan WIDEはレース用シューズなのでヘタるのが早い。
なので、普段のトレーニングで主に使っていたのが、同じadidasのadizero mana4だった。



















mana4は学生がガツガツ練習するのに使うことを想定した、ソールのサポート機能を削ってタフさを優先したモデルなのだが、さすがにもう1年半ほど使ってきたので、いい加減買い換えないといかんだろうと。

で、どうせ買い換えるなら、mana4で感じた不満を解消したいと思っていた。
それは、幅の問題。

僕はJapanもWIDEモデルを使っているぐらいなので、アディダスのシューズのノーマルタイプではやや足幅がキツイのだ。

そこで、WIDEモデルがある中から選んだのが、同じくadidasのadizero CS7のWIDEモデル。
ちょうどアディダスの直営店でシューズが30%オフだったから、他のメーカーを検討しなかった。



















CS7はmanaとほぼ仕様が同じで、manaについているオーバープロネーション補正のためのサポート機能が無いという点だけが異なるとのこと。(渋谷店の店員さん談)

オーバープロネーションの補正機能はJapanにもついていないので、むしろ無くてOK。

早速使ってみたところ、履き心地はちょっと固め。
やっぱりWIDEモデルは足が楽だ。
アッパーがメッシュになっているので通気性抜群だが、足の裏にかいた汗には関係が無い。
manaとの違いは感じない。

そんなわけで、可も無く不可も無く。
しばらく使ってみようと思う。


購入&インプレッション : マウンテンハードウェア「エフュージョンパワージャケット」

買ってしまった。マウンテンハードウェアのトレイルランニング用ジャケット「エフュージョンパワージャケット」。15,000円也。
河口湖マラソンのスタート前に、トレイルランナーの奥宮さんが着ていたのを見て欲しくなった。






















前身頃(上の写真で赤い部分)は防風、防水の機能を備えつつ透湿性に非常に優れた素材「AIR SHIELD  ACTIVE」という素材を使用している。ストレッチ性もあるので、動きやすさも担保されている。
また、背面や肘部分など(上の写真で黒い部分)は通気性を重視し、ストレッチに優れた素材になっている。

実際に、近所をランニングするのに使ってみた。
家を出たのが夕暮れ時だったので、日差しもなくて空気が冷たい。気温は8度ぐらいか。
走り始めは体が温まっていないので寒さを強く感じるものだが、これを着ていたらかなり温かい。真正面からの風をいい具合にブロックしてくれる。
首元も、上までキッチリとジッパーを上げると、非常にぴったりとして風が入ってこない。もちろん、ジッパーが肌に当たることもなく快適。

体が温まってきたら暑く感じるかな、と思っていたが、実際にはほとんどムレることなく、非常に快適。背中が前面メッシュであることも、ムレない理由なんだろうと思ったのだが、実際に「AIR SHIELD  ACTIVE」の透湿性は非常にすぐれている模様。
それは、このジャケットの上から腕時計をつけていたことで判明した。
腕時計を外したら、裏に汗が水滴になって付いていたのだ。このジャケットそのものはサラサラしているのに、その外側には大量に蒸気を逃がしていたのだ。ビックリ。

あと、真冬に走るときは手袋をつけたりするわけだが、このジャケットにはちょっとした手袋もついている。
デフォルトでは指先だけが出るようになっているが、





















甲の部分の折り返しをひっくり返すと






















ミトンに早変わり。
なんなら、額の汗もぬぐえちゃう。

これ、けっこう助かる。


背中のメッシュは、ザックを背負ったりすると本来の通気性を発揮できないだろうが、脇や肘も同じくメッシュなので、充分通気性は確保できるだろう。
それよりも、背中がザックで覆われることで、少なくとも寒さを感じる心配はあるまい。

フードはついていないし、メッシュの部分も多いので、これが雨具の代わりになることはあるまいが、トレランだけでなく真冬の低山ハイキングなんかにも非常に使いやすいと思う。

久々に良い買い物だった。