このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2014年6月3日火曜日

渋谷・宮下公園 クライミング場での講習

渋谷の宮下公園にクライミング場が出来てから丸3年が経った。

そのクライミング場ではボルダリングしかできないと思い込んでいたからなのだが、実はトップロープクライミングやリードクライミングもできると知って、行ってみることにした。

宮下公園でロープクライミングをやるには、その許可を受けるために、技能検定を受けるか2時間の講習会を受けなくてはならない。
僕は以前T-WALLで簡単な講習を受けただけなので、技能検定で合格する自信は全く無く、迷わず講習会に申し込んだ。


当日、都心では猛暑日を記録する中、炎天下で講習が始まった。
フロアはウッドデッキなのだが、裸足で歩けないぐらいに熱い。
フロアに立てられた2つのビーチパラソルが作る日陰だけが、数少ない安全地帯だった。


講習はまず、ハーネスの付け方から始まる。
僕は自前のハーネスを持っていったが、参加者の半数以上がこのクライミング場からの貸与品を付けた。

次は、ロープワーク。
エイトノットと末端処理のやり方だ。

これはT-WALLでのクライミング講習には無かったカリキュラムだ。
おかげで、エイトノットの使い方が分かった。
こういう基本的なセッティング方法は、教本には書いてない。

このエイトノットと末端処理の練習を繰り返しおこなった後、今度は、ブラックダイヤモンドのATCを使ってのビレイの仕方を教わる。
ビレイデバイスについても、T-WALLではグリグリ2を使っていたので、新しいスキルの学習だ。
特に、アイスクライミングのときのビレイはグリグリ2を使わないと聞いていたので、ATCの使い方をしっかり学んでおきたいと思っていたところだった。

その後、参加者で交代しながらビレイの練習、フォール時の制動の練習などをする。

結果、問題なく認定証を貰い、次回からは自由に利用することができるようになった。
このクライミング場は夜は22時まで営業しているので、仕事帰りにも利用したい。


講習は非常に丁寧で詳しく、かつ、実践的な講習を受講でき、オススメだ。
外壁でのクライミングにまた1歩近付けた気がする。
(もっと早く前進しろ、という意見は却下する。)



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