知人が上京するに際して、高尾山に行ってみたいと言う。
もちろん、僕にそんなことを言ってくるということは、単に観光地としての高尾山に行きたいということではなく、登山志向の高尾山を堪能したいということである。
というわけで、コンパクト、かつ、山気分を味わえ、さらに観光気分も満たせるルートとして、以下の経路を計画した。
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スタート : 小仏バス停
経由 : 景信山→城山→高尾山→薬王院→ケーブルカー→高尾山口駅
ゴール : 高尾の湯ふろっぴぃ
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9:32、定刻どおりに高尾駅に到着。
駅はめちゃめちゃ混んでいた。
トイレ等を済ませ、小仏行きバスに乗ろうとするも、長蛇の列。
とても乗り切れる気がしない。
そこで、さっさとタクシーで景信山の登山口までタクシーで移動することにした。
タクシーの運転手さんによると、本日はもう登山口まで4往復したとのこと。
そんなタクシードライバーの運転で、小仏バス停を通過し、景信山登山口に車を横付けする。
準備を整え、10:14、出発。
登山口付近から早速花が。
木々にも次第に新緑が芽吹き、すっかり春めいてきていた。
連れの発汗が尋常じゃないので、のんびりペースで歩く。
稜線を吹き抜ける柔らかな風が、火照った体を冷やしてくれる。
10:49、小下沢への分岐に到着。
分岐にはきれいなヤマザクラが満開だった。
景信山への最後の階段。
山頂はもう少し。
11:06、景信茶屋のそばのヤマザクラもきれいに満開。
が、例によって、より山頂に近いかげ信小屋のほうに向かう。
11:07、景信山登頂。
山頂からの景色は、春霞が濃くて微妙な感じ。
さて、ここで、少し早めながらランチにした。
ガーリックトーストと
トマト風味のポトフ。
そして乱雑なランチ風景。
どうも僕は、整理整頓の才能がない。
結局2時間近くランチに費やし、13:00に山頂を出発。
景信茶屋の脇を抜けると、例によって犬が寝ていた。
やる気の無さがラブリー。
景信山の東側からは、相模湖も見える。
景信山から下り始め地点で、スミレの群生も見つけた。
なだらかな稜線まで降りると、ヤマザクラが満開だった。
13:30、小仏峠もヤマザクラが満開。
今日も登山詳細図の販売に精を出されていた。
13:44、城山に登る階段に差し掛かる。
13:51、城山山頂に到着。
城山といえば、たくさんの花に囲まれた山頂でもある。
ひとしきり花を堪能したあと、高尾山に向かって歩き出す。
14:54、一丁平展望台に到着。
霞みすぎて、富士山が見つけられず。
15:00、一丁平園地に到着。
3月末には工事中だったのが、すっかり綺麗になっていた。
でも、やっぱりなんかショボい。
園地の先、もみじ台との鞍部に咲くツツジは今年も健在だった。
15:14、もみじ台への階段に取り付く。
もみじ台直下の展望箇所のヤマザクラも満開。
なぜか猫も現れた。
15:27、もみじ台に到着。
15:30、高尾山へ登る石段に取り付く。
15:35、高尾山の山頂に到着。
山頂のビジターセンターが再オープンしていた。
ここからは、一号路を下ってケーブルカーの駅へ。
せっかくなので天狗焼も食う。
高尾山口駅に着いてみると、工事もすっかり終わって、えらく綺麗になっていた。
ずいぶん雰囲気も変わった印象。
こうして花見登山は終わった。
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