このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2014年3月15日土曜日

山行記 : 2014年3月8日~9日 西穂高(独標まで) 1日目

昨年は、厳冬期の西穂では吹雪のため丸山で引き返すという屈辱を味わい、せめて独標までは今年必ずたどり着いてやろうと心に決めていた。

そのために、厳冬期登山の経験が豊富な友人を誘い、2人で行くことにした。
が、その友人が急な仕事でドタキャン。
結局いつものようにソロで入山することとなった。

例によって朝7時に新宿を出るスーパーあずさ1号に乗って、快晴の東京を後にする。
やや寝不足気味なので、車中では爆睡。

松本駅で下車し、バスターミナルへ向かう。
昨年はここで、新穂高温泉直行のアルピコバスに乗ったのだが、本日その便は無いとのこと。直行便は、1月2月の特定日に出発するのみで、3月には運行していなかったのだ。
衝撃を受ける。

やむを得ないので、平湯温泉でバスを乗り換える。
天気は回復傾向という予報であったが、平湯温泉バスターミナルは豪雪である。
むむむ・・・。先が思いやられる。

13:18、新穂高ロープウェイに到着。
相変わらずの曇天模様だが、たまに雪がチラついたり、たまに日が差したりと、ハッキリしない天気だ。

ロープウェイを乗り継いで、西穂高口駅を出たのは14:10。
雪がしんしんと降っていた。
天気が回復傾向だって話はどうなったんだよ!

幸い、風は弱かったので、躊躇せず西穂山荘に向かう。

雪の回廊を通り、
登山道に入る。

残念ながら、眺望はゼロ。

黙々と歩き続ける。
ノーアイゼンで歩くが、斜面が急なところは少し苦労する。

最近仕事が忙しくて、山行もトレーニングも全くできない1ヶ月間を過ごしてきたので、足が思うように動いてくれない。
西穂山荘までがやけに遠く感じる。
やたら息が切れる。


15:12、西穂山荘の屋根が見えてきた。

西穂山荘前には、巨大雪だるまも健在。


15:15、西穂山荘に到着。

いったん受付を済ませ、ビールを飲む。

飲み終わって外を見てみると、少しだけ青空が見えていた。

その後しばらく様子を見ていたが、天気はあまり回復せず。
夕陽も分厚い雲の向こうだった。

夕飯は18:15から。

なんだかやけに疲れていたので、食べ終わってすぐに就寝。
寝床は一人一畳。

横になっていたら、
「外はすごい星空だぞ!」
と、他の客が喜んでいる声が聞こえたが、寝床から出るのが億劫になってしまっていた。

明日は天気が良くなるだろうか・・・。


(「2日目 快晴と腹痛」つづく)


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