このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2014年3月21日金曜日

山行記 : 2014年3月16日 三浦アルプス トレランのトレーニングのはずが・・・

今年こそ北丹沢12時間山岳耐久レースの完走を達成したい。
が、仕事に追われてトレーニングをサボりがちな毎日で、3月も半ばのこのタイミングでやっと今年のトレラン初めを迎えることができた。

今回は会社の後輩と2人。
場所は三浦アルプス。
コースは去年と同じく尾根一周を予定していた。

朝10:20頃に逗子駅を出発し、アスファルトの道を走る。

10:43、葉山教会への急坂に取り付く。
トレーニングするには非常に良い坂だが、走って登るとやっぱり吐きそうになる。
しかも、久しぶりのランで、心肺機能も筋力も低下してしまっているため、全然足が上がらない。
自分の体とは思えないぐらいに重い。

急坂を登りきり、教会の横からトレイルに入る。
すぐに階段状の上り坂が現れる。
それを登りきると、仙元山の頂上だ。
相模湾方面の眺めがすばらしい。
この日は快晴の上に、そよ風が吹いていて絶好のヨット日和なのだろう。
海にはたくさんのヨットが浮かんでいるのが見えた。

次に目指すは189ピーク。
その手前には、このコース一番のサディスティックポイント、約250段の階段がある。
すでにこの時点で、僕はバテていた。
なんとも情けない話だが、最近の不摂生が祟ったとしか言いようが無い。

11:06、189ピークに到着。
ここから先は、道が明瞭ながらも、紛らわしい分岐がいくつか現れるところなので、地図と記憶を頼りに進む。(詳しくは去年の記事をどうぞ。)

道すがら、やたらとアオキの赤い実が目に付く。

11:25、観音塚に到着。

ここから先は、道が極端に細くなる。
ひたすら南尾根のアップダウンを進む。

この陽気に誘われてか、中高年ハイカーの団体や、山ガールのグループと何度もすれ違う。
去年はこんなに混んでなかったのに。

道すがら、こんなに幹の捻れた木を発見。
どうやったらこんなふうになっちゃうのだろう?

ツバキの花はもう終わりかけで、トレイルに散らばっていた。
それでも、まだツボミも残っていた。

12:34、乳頭山の山頂に到着。
この犬がやたら元気で人懐っこく、癒された。

山頂からの眺め。

ここで大休止。
昼ごはんを食べた。

さて、ここからどっちに進路を取るか、連れと相談する。
馬頭観音経由で二子山に行くか、それとも、中尾根や南沢方面から二子山に行くか。

結局、南沢に降りてみることにする。

乳頭山からの下りの道は明瞭。

だが、この先の斜め十字路を過ぎ、南中峠から南沢に降りるところから、道が極端に荒れ始めた。
もはやこれは道と言えるのだろうか。。。
むむむ。。。
・・・・・・もはやこれは道ではないな。。。
とはいえ、わずかながら踏み跡はあるし、他に道となるような場所もないので、これが道なのだろう。。。
三浦アルプスにこんな場所があるとは。
もはや走るどころの話ではない。

道が崩落しているような場所もあった。
なんだか、川口浩探検隊のようだ。

道端に落ちているアオキの木には、謎の工作物が付着していた。
植物の繊維のようなものが、何らかの粘液のようなもので固められていた。
小動物の巣かなにかだろうか。

山は、樹木にツタがやたらと絡んでいて、荒れた感じ。
人の手が入らないと、山はこうなるんだなぁと。

次第に道はマシになっていったが、倒木なども現れる。

橋の無い渡渉箇所を2箇所越えて、13:56、やっと林道終点に到着。
この向こう岸が林道終点だ。

ここには、ここから乳頭山までのルートの案内がある。
ただし、ここから二子山へのルートは記されていない。

ここから二子山へは、ここから南沢に合流する支流を遡る。

遡りはじめてすぐに、水場があった。

ここから先も、たびたび渡渉する。


もはや、これは遡行だ。
シダもやたら元気だ。

しばらくすると沢から離れ、尾根に向かって詰める。
すると、見慣れた登山道に出て、その後すぐに二子山に向かう林道に出る。

その林道の先、KDDの中継所を左折すれば山頂だ。

14:25、二子山(上ノ山)の山頂に到着。


しばらく休憩。クリームパンを食べる。

ここから、次は二子山の下ノ山に向かう。

14:57、二子山の下ノ山の山頂に到着。

ここから阿部倉山の山頂までは、特に道が荒れる。

地図によると、二子山の下ノ山と阿部倉山との鞍部には尾根の南側へのエスケープルートがあるようなのだが、実際には閉鎖されていた。

15:17、阿部倉山の山頂に到着。

阿部倉山の山頂から先は、いくらか道が良くなる。

15:31、下山。


今回は、そもそもの主旨であるトレランのトレーニングは10km程度に留まり、残りはただただ荒れたトレイルの探検をしていたようなものだった。
これでは7月のキタタンが思いやられる。
もう少し追い込まなければ、、、


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