使っていたadizero JAPAN wideがいい加減ヘタってきたので、シューズを買い換えることにした。
のだが、JAPANがリモデルしてJAPAN2になって、なんとワイドモデルがなくなってしまった。
なんてことだ!
そこで、前から気になっていたモデルを試してみることにした。
それが「adizero TAKUMI REN」だ。
「TAKUMI」には「REN」と「SEN」がある。
「SEN」のほうが、エリートランナーのレース用モデルで、「REN」はトレーニング用とされている。
さしずめ、「戦」と「練」といったところか。
この「TAKUMI」、匠の名を冠しているのは伊達ではなく、昨年までアシックスでエリートランナーのカスタムシューズを作っていた三村仁氏が定年退職し、アディダスと組んで発表したコモディティモデルなのである。
「REN」は概ね「JAPAN」と同じ程度の走力を想定しているようだし、ワイドモデルもあるので、まずはワイドモデルを店頭で試着してみた。
すると、なんとつま先がガバガバ。アディダスには無いフォルムだ。とてもアシックスっぽい。
こんなガバガバでは走れないので、ワイドではないほうのタイプを試着すると、まあ何とかなりそうだったので購入。
5kmほど試走してみたが、「JAPAN」とは全く違った特徴を持ったシューズであることが分かった。
まず、グリップの感覚が全然違う。
僕はフラットめに着地するクセがあるのだが、それをやるとグリップしすぎて突っかかってしまいそうになるので、自然とフォアフットで着地するようになるし、そのためにより前傾になる。確かにこれは高速で走らないとシューズの強みが活かせないかもしれない。
次に、ソールの反発。
「JAPAN」のソールは強い反発力があるが固い。「REN」のソールは、固さは無いが、このクラスのシューズにしてはヒールを包み込むような印象。
「JAPAN」に慣れた僕にとって、「REN」はちょっとピーキーな印象を持った。
あと、「JAPAN」のワイドモデルがとても足に合っていたので、なんとも無念なのだ。「REN」は、ワイドだとガバガバだし、ノーマルだとちょっとだけキツイ。フルマラソンで後半足が浮腫んできた際にどうなるか、ちょっと不安。
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