1年ほど前から、購入を検討しつつも購入に至っていなかったアイテムがあった。
それが、マウンテンハードウェアのエフュージョンパワータイツだ。
タイツといっても単なるタイツではなく、フロントの脛から上と尻周りを防風素材のソフトシェルで覆った、防寒対策なランニングタイツなのだ。
これからの季節は雪の降らない低山を走ることになるが、低山とはいえとても寒い。
そんな寒さをいかにして凌ぐかは、文字通り死活問題となる。
また、非常に瑣末な問題だが、このタイツは他のタイツのようにピチピチで履くわけでもないので、股間のモッコリが目立たず恥ずかしくないという副次的効果もある。
サポートタイツではないので筋肉を助けてくれるわけではないが、僕のように普段一切サポートタイツを使わない人間にとっては何も問題ない。
ところで、なぜ1年も迷い続けていたのか。
それは、価格が決して安くないからだ。
14,000円という価格は、ランニングタイツとしては決して安くない。そのへんのサポートタイツよりも値が張るのだ。
しかも、これは定番アイテムらしく、1年を通してセール対象になることがない。
では、なぜ今買ったのか。
それは、来季から生産されなくなると聞いたからだ。
原宿の店舗で聞いたところ、来季のラインナップには入っておらず、ショップスタッフ一同来年のハセツネの時期に何をプッシュすればいいのか大変困惑しているとのことだった。
他のブランドには無いタイプのアイテムだけに非常に残念だ。
ということで、無くなる前に買ってしまおうと。
今月末に鎌倉アルプスを走ろうと思っているので、その際に使用感を試してみたいと思う。
(2013年12月28日追記)
12月28日、鎌倉アルプスでのトレランで使用してみた。
着用サイズはMサイズだったが、身長166cm、体重50kg台後半の僕にはワンサイズ下でも良かったかもしれない。頑張ってウエストの紐を絞っても、どうにもこうにもズリ下がってくる。
そうはいっても、晴天ながら最高気温6℃の鎌倉アルプスで、寒さを気にせず走れたのは非常に素晴らしい。
ウエストの紐を、もっとキツく絞れるような素材のものに換装して、改めて使用したいと思う。
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