このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2012年3月31日土曜日

70リットル台のザック

新作の出そろうこの季節、ゴールデンウィークの山行に向けて70リットルザックを新調しようと、各メーカーの70リットルザックを背負い比べてみた。
ちなみに、僕の体型(身長166cm、体重58kg、骨格が華奢で胴長短足)での背負い心地なので、背負った印象については一般性は無いものと思ってください。

一応、70リットルだけでなく、75リットルのザックも試しています。

※価格やスペックなどは、全てこの記事をアップした2012年3月31日現在のものですが、正確な情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。


THE NORTH FACE(ノースフェイス)「EL LOBO(エルロボ) 75」

スペック(Mサイズ):
容量 75~85リットル

重量 2,400g
価格 29,400円(税込)

ヒップベルトは一体型ではなく、最近流行りの可動式で、追従性がある。装着感も良。 腰骨を包み込んでくれる感じ。
ショルダーハーネスが華奢で、ちょっと頼りない印象。20kg未満の荷物を背負うのならいいかもしれないが、僕は20kg以上背負うことが多いので、心もとなく感じた。

あと、ザックは背負い心地のみが命と思っている僕にとっては瑣末事だが、以下のような機能がついている。
  • 雨蓋が取り外せて、ウエストポーチになる。
  • 本体横のジッパーから中身を取りだせる。
  • 2気室。


macpac(マックパック)「Cascade (カスケード) 75FL」

スペック(サイズ2):
容量 75リットル
重量 3,000g
価格 44,100円(税込)

重量も価格も重たいのに、なぜか流行っているマックパック。
素材は、ゴワゴワの帆布を思わせる「アズテック」という防水性の高い生地だ。
堅牢な作りも人気の理由ではないかと思わせる、頼りがいのあるタフなザックなのだが、僕にはどうもしっくりこなかった。やっぱり設計思想的に、ガタイのいい白人向けの作りなのだろうか。良くも悪くもニュージーランドらしい、おおらかな作りだ。

その他の機能としては、
  • フロントパネルによる本体中身へのアクセス
  • 2気室
といったところ。いろいろ細々としたソリューションを盛り込まないあたりも、とても潔い感じで好感が持てる。

ちなみに、マックパックのカタログは、ウルトラライトな人たちの間でテント用グランドシートとして人気の高いタイベック製だ。テント用のグランドシートとしては面積が足りないが、少人数のお花見なんかには重宝しそうだ。
http://www.goldwin.co.jp/macpac/macpacbook2011/index.html



TATONKA(タトンカ) 「アクシス2 70」

スペック(ワンサイズ):
容量 70+10リットル
重量 2,450g
価格 16,000円ぐらい

高校の山岳部のザックというのが、僕にとってのタトンカのブランドイメージだ。別に自分が高校の時に使ってたわけじゃないんだけど。
そんなわけで質実剛健な、小細工無しの一発勝負みたいな作りのイメージが強い。
サイズ展開は無し。一応背面調整がストラップによって可能。

実際背負ってみたら、僕の体は全く以って設計思想から外れているようで、ダメダメ。
ショルダーハーネスの幅が太すぎて、肩関節に干渉しまくりだった。
やっぱりゴツい兄ちゃん向けのようだ。
オレだってもっと肩幅が広くなりたいよ・・・。


mountain.dax(マウンテンダックス) 「ラトック 70」

スペック(ワンサイズ):
容量 70リットル
重量 2,600g
価格 24,150円(税込)

一昔前の○イターみたいだと言われていたマウンテンダックスだか、高尾山の山ガールが背負っている率が妙に高い。
そんなマウンテンダックスの大容量ザックなのだが、作りがものすごく華奢。
実際に、店員さんによると「20kg以上の荷物は想定していない。せいぜい15、6kgぐらいでとどめておくのがベスト」ということだった。
70リットルで15kgって、食糧計画が「朝昼晩シリアル。飲み物無し。以上」ってことになりかねない重量だぞ。口の中がパッサパサになるって!

実際に店頭で10kgの重りを入れてもらって背負ってみたら、ショルダーハーネスのなんと心もとないことか。
この背負い心地、どこかで経験した、と思ったら、オスプレーのホーネット46に書籍とパソコンを入れて街使いした時の食い込み加減に似てる。


karrimor(カリマー) 「cougar(クーガー) 70-95」

スペック(ワンサイズ):
容量 70~95リットル
重量 2,270g
価格 29,925円(税込)

クーガー。名前がカッコイイ。
ただ、何となく全体的に目を引くところがないなーと思っていた。で、今回初めて背負ってみたのだが、これはこれでけっこう特徴のある背負い心地だった。

ヒップベルトは平凡なのだが、ショルダーハーネスの付け根、肩甲骨が当たるあたりが、やたら分厚いのだ。
背中にフィット、というよりも、肩甲骨にフィットという感じ、とでもいうべきだろうか。
僕にとってはそれが逆に圧迫感に感じた。
ただ、作りは流石のカリマー、堅牢な印象。20kg以上背負っても大丈夫そうだった。

なお、このクーガーもそうだが、容量表示で「○~○リットル」という場合には、下限のほうで容量を判断すべき。下限よりも多い荷物を入れると無理やり盛ってる状態になるので、最初からその状態で持ち歩くのはお勧めできない。


GREGORY(グレゴリー) 「Baltoro(バルトロ) 75」

スペック(Mサイズ):
容量 75リットル
重量 26,50g
価格 37,800円(税込)

ザックのロールスロイス・グレゴリーのバルトロは、昨シーズンまでは70リットルサイズしかなかったのだが、今シーズンから65リットルと75リットルの2ライン展開となった。
もともとグレゴリーのザックは表示容量よりも小さめな気がしているので、70リットルのつもりで75リットルを買えばちょうどいいのではないかとも思う。

グレゴリーの大きめザックのショルダーハーネスやヒップベルトは、最初はとても固く感じるのだが、慣れるとフィット感が出てきて病みつきになる。僕自身、他のザックを差し置いて、旧トリコニを最もヘビーユースしている。

で、肝心のバルトロの背負い心地は・・・。

サイコーーー!!!
すばらしいの一言に尽きる。(あくまで個人的な感想)
背負っていて幸せを感じるフィット感と、重い荷物にもびくともしなさそうな安定感。今回背負った中では一番である。

なお、荷物の重量は、メーカー発表のコンフォートゾーンでは23kgまで。


HOGLOFS(ホグロフス) 「OXO(オクソ) 70」

スペック(ワンサイズ):
容量 70リットル
重量 2,800g
価格 42,000円(税込)

サイズ展開はワンサイズだが、背面パネルが頑強なマジックテープ式で調節可能なので、微妙なサイズ調整も可能。ストラップ式の背面調整と違って、背負っているうちにズルズルと伸びてくるなんてことも無い。

ホグロフスは言わずと知れたスウェーデンのメーカーなわけだが、このOXOというザックは良くも悪くもそのスウェーデンらしいゴツい作りになっている。きっとバイキングみたいなガタイの兄ちゃん向けのザックなのだろう。

第一、ショルダーハーネスやヒップベルトの厚みも幅もハンパない。グレゴリーでもちょっと固いかな、と思うこともあるのに、全く比較にならないぐらいゴツい。荷物を40kgぐらい入れてもヘタらないんじゃないだろうかと思わせるゴツさだ。70リットルのザックで、そこまでのタフさは要らないんじゃないだろうか。。。
ヒップベルトも、腰骨を包み込むどころか、ウエスト72cmの僕ではヘソ近くまで覆われてしまう。
 華奢な人には無理なモデルだ。
トレッキングには便利な機能も満載な、マキシマムなザックなので、ハマればとても良いモデルなんだろうけど・・・。


HOGLOFS(ホグロフス) 「MATRIX(マトリックス) 70」

スペック(ワンサイズ):
容量 70リットル
重量 1,700g
価格 33,600円(税込)

OXOと同じく、背面調整はマジックテープ式。簡単で確実な調整ができる。
OXOがマキシマムなデザインなのに対し、このマトリックスはミニマムなデザイン。
余計なポケットも無いし、フロントパネルすらない。作りもやや華奢な部類に入るだろう。
その分、自重が軽い。

また、背行った時のフィット感は、これまでに感じたことの無いような不思議な抱擁感だった。
この安心感は、グレゴリーともオスプレーとも違う。まるでオーダーしたかのように腰骨にフィットする感じとか、鎖骨に優しくもしっかりとしたショルダーハーネスとか、背中に吸いつく背面パネルとか、気持ちよさだけならグレゴリーのバルトロ以上だった。

フロントパネルすら無いミニマムなデザインも、僕にとっては違和感が無い。
そもそも普段、フロントパネルを使いこなせていないのだから・・・。

ただ、70リットルにしては荷物があまり入らないような気もする。見た目がミニマムだからかもしれないが。


mont-bell(モンベル) ZEROPOINT(ゼロポイント) 「エクスペディションパック 70」

スペック(ワンサイズ):
容量 70リットル
重量 1,770g
価格 17,000円(税込)

口の悪い人からは「できそこないの○イターみたいだ」と揶揄されていたちょっと前までのエクスペディションパックとは異なり、非常にスッキリとしたデザインになっているのが現行モデル。
ミニマムデザインなのはホグロフスのマトリックスと同じだが、こちらには本体の横にジッパーがついていて、中身にアクセスできる。
背面サイズの調整は、ヒップベルトの位置を調整することで行うという、ちょっと変ったやり方。
価格も安いし、修理も適正価格で受け付けてくれるので何かと安心だ。

だが、実際に背負ってみたら、鎖骨の下あたり、胸筋の上部に違和感を感じた。なんだか不自然に当たるのだ。同じエクスペディションパックの110リットルを試した時には、こんな違和感は無かったのに・・・。

無念。


Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア) 「South Col(サウスコル) 70」

スペック(Mサイズ):
容量 70リットル
重量 1,700g
価格 37,800円(税込)
軽くて丈夫でしかもアルパインクライミングにも対応するというのが売り文句のザック。
本体の白い部分はダイニーマという特殊繊維が織り込んであるそうで、擦れにも強いとのこと。
その分、なかなか良いお値段。グレゴリーと同じぐらいの価格というのは、なかなか強気だ。

ウェアに関してはけっこう気に入って使っているマウンテンハードウェアなので、是非ザックも試してみたいのだが、なぜかザックのサイズ展開がデカい。他のメーカーならMサイズでいけるのに、ここのMサイズはガバガバだ。
本国アメリカではSサイズもあるようだが、日本で展開していないだけなのか、それともアメリカのSサイズが日本のMサイズなのか、不明。
非常にくやしい。


OSPREY(オスプレー) 「aether(イーサー) 70」

スペック(Mサイズ):
容量 70リットル
重量 2,230g
価格 25,200円(税込)

イーサーの85はすでに使っているが、その70リットル版。
背負い心地は85と変わらない感じ。
ソフトながらもしっかりしたショルダーハーネスとヒップベルトはさすがのオスプレーだが、もっと他のメーカーのものを使ってみたいので、候補からは外した。




ちなみに、グラナイトギアは最も大きい容量のモデルでも62リットルまで。
ウルトラライト系のザックの在り方としてはとても正しい気がする。

あと、アライテントのマカルー70は、僕ごときでは使いこなせる自信が無いので、試していません。。。


オスプレーのアルゴン70やドイターのエアコンタクトエアコンタクトプロブラックダイヤモンドのマーキュリーも試してみたいんだが、店頭で見かけない・・・。




(2013年春の新作大型ザック事情はこちらから)





尾西のごはん 生産追いつかず!

本日3月31日、ゴールデンウィークの長期縦走用にアルファ米を買い足しに出かけたところ、なんと「尾西のごはん」の在庫がどこの店でも薄いこと薄いこと!

尾西食品で生産が追いつかない状態で、入荷しないらしい。
http://www.rakuten.co.jp/alpha-rice/kaiso.html

元々買い置きしておいたものと合わせればなんとかゴールデンウィーク用のアルファ米は確保できたものの、備蓄用や、ゴールデンウィーク後の山行用のものが全く無い状態になってしまう。
ちょっと食料計画を考え直さなければならないかもしれない。

ウルトラライトハイキングの人たちを見習って、クスクスでも食うかな・・・。



2012年3月30日金曜日

高橋庄太郎 『北アルプス テントを背中に山の旅へ』

高橋庄太郎さんの単行本第二弾がついに発売された。

北アルプス テントを背中に山の旅へ』。北アルプスづくしの本だ。





















これはただのガイド本ではない。
心を揺さぶる山旅の本だ。

僕はしょせんサラリーマンなので、暦どおりにしか休みがない。
このため、北アルプスのような人気の山域に行くと、恐ろしく混んでいることが多い。去年は危うくテントを張る場所が無いという憂き目に遭うところだった。

僕も平日に3泊以上の山歩きができる身分になりたい。
そんな思いを強くさせるような、熱い本だ。

山に行きたい!!!!

熊野古道・大峯奥駈道について

紀伊半島・熊野の世界遺産は、「熊野三山」、「吉野・大峯」、「高野山」の3つの霊場と、これらを結ぶ「熊野参詣道(熊野古道)」、「大峯奥駈道」、「高野山町石道」といった参詣道からなっている。
それを総称して「紀伊山地の霊場と参詣道」ということで、世界遺産に登録されている。

で、 漠然とこの参詣道を歩いてみたいと思ったのだが、いわゆる「熊野古道」も「高野山町石道」も、わりと整備された道のようなので、いまひとつテンションが上がらない。
それに対して「大峯奥駈道」というのは、標高こそそれほど高くないものの峻嶮な厳しい山道で、しかも今でもここを歩くことが修験者の修行として行われているという。全行程歩きとおすとしたら、なかなかタフな旅程になるようだ。

そうなると、俄然「大峯奥駈道」に興味が湧いてきた。
 そこで、実際のところどのような道(場所)なのかを勉強しようと思い、片っ端から本を読んでみた。


まずは、森沢義信『大峯奥駈道七十五靡』。




















本書では、大峯奥駈道全行程および、その周辺に広がる参道、麓の村などに至るまで、事細かに言及されている。
その範囲は、現在の地理的環境から、歴史、逸話、修験者の修行に至るまで包括的にカバーしている。この一冊で大峯奥駈道の概要を知ることができるのではないか、というほどの充実ぶりだ。

実際に、「山と高原地図」と照らし合わせながら本書を読み進めてみたのだが、地図に載っていないような情報まで満載で、非常に奥が深い。

あとがきで著者は本書について
この本は奥駈道の研究所でもなければ入門書でもなく、紀行文でもなければ登山の案内書でもない、焦点のさだまらない、結局、奥駈道への思い入れだけが強い内容になってしまった。
と振り返っているが、いやいやどうして、このような謙遜には当たらない充実した内容だ。
まさに「思い入れ」の強さが、これほどの本を書き上げさせたのだろう。
読み手のモチベーションにもよるが、僕にとっては本書が最初の一冊で良かったと、心の底から感じている。


次に、藤田庄市『熊野、修験の道を往く 「大峯奥駈道」完全踏破』。





















本書は、大峯奥駈道を踏破する修験者の修行に密着取材した紀行文である。
これがまた激熱!
客観的な随行取材ではなく、自ら修験者としての修行をおこないながらの突撃取材である。ジャーナリストはかくあるべし。
前述の『大峯奥駈道七十五靡』では、修行内容そのものに対する記述は多くないので、本書で以って修行の内容や雰囲気感などを知ることができた。
修行の様子を知りたいのであれば、本書が最初の一冊であると良いかもしれない。
素直に感動した。

また、体験型突撃取材だけあって、大峯奥駈道の生々しい状況もより感覚的に伝わってくるので、僕のような登山者にとっても『大峯奥駈道七十五靡』を補完する意味で非常に有用であると思う。


次は、前田良一『大峯山秘録 花の果てを縦走する』。
















本書はすでに絶版になっているようで、古書で手に入れて読んだ。
本書の前半は前述『熊野、修験の道を往く 「大峯奥駈道」完全踏破』と同様、随行取材による紀行文で、後半は大峯奥駈道にまつわる話を取材したルポルタージュと随筆である。

で、何がスゴイかって、本書の取材は熊野が世界遺産に認定されるはるか昔、1980年代半ばのバブル経済真っ只中で行われたということである。
実は、大峯奥駈道の南半分は、わりと最近になって近世以前の山道を復活させたもので、近代に入ってからは本来のルートとは異なるルートをたどっていたようである。
本書では、その南奥駈道復活前のルートをたどっての修行であり、世界遺産認定にわく前の様子を伝えてくれる貴重な資料である。

また、本書以降の大峯奥駈道関連の書籍に登場する「鬼マサ」こと岡田雅行さんという並み外れた怪力を誇った強力(=ガイド兼ボッカ)の存在を掘り起こしたのも本書である。

「鬼マサ」は大正時代に、 大峯奥駈道の釈迦ヶ岳の山頂まで、今もその山頂に立つ仏像を単身で担ぎあげた豪傑であるが、その名は歴史に埋もれていた。
それを、当時を記憶する人々に丹念に取材し、掘り起こして本書に載せているのだ。これは非常に意義のあることで、こうした無名の人によって歴史が作られていくということがよく分かる作品になっている。

絶版にしておくのは大変惜しい。


次は、銭谷武平『大峯縁起』。




















大峯の山々に関する単発の話がもろもろ集められている。
ただ、著者の専門が農学のためか、山の話ではなく植物や昆虫などの話ばかりで、登山家にとってはあまり・・・。


最後に、銭谷武平『大峯今昔』。




















今回取り上げた書籍の中で最も直近の2012年3月の出版。
前述『大峯縁起』と同じ著者なので、作品の方向性も同じ。


この5冊を読んでみて分かったのは、大峯奥駈道を6泊7日で歩くのは、それなりに難しそうだということと、デジカメのメモリー対策を考えておかないと、最初の2日ぐらいでメモリーがいっぱいになってしまうぐらいに、いわくのある場所がたくさんあるということだ。
非常にアホな結論だが、実はとても重要なポイントで、わざわざ東京から行くのだから、そのような瑣末な情報こそ非常に重要だ。

とても歩きごたえのあるルートなので、今から楽しみだ。



2012年3月28日水曜日

購入 : Montane(モンテイン)「Cobra(コブラ)25」

モンテインがザックも作っているなんて知らなかったのだが、ODBOX渋谷店のブログの入荷情報を見て早速現物を確認に行った。

僕が見に行った時点でブログに出ていた情報は、18リットルのANACONDAのほうだけだったが、モンテインの本国のサイトを見ると、大きいサイズもあるようだ。
そっちも一緒に入荷しているかもしれない!

で、行ってみたら、25リットルのCobraもあった。32リットルのMedusaは今回入荷しないそうだ。


ODBOX渋谷店の店頭には、Cobraと同じような価格で、グレゴリーの旧Z45が売られていてすごく心惹かれたのだが、今回わざわざ昼休みを潰して来店したのは、少数入荷のモンテインのザックの購入を検討するためである。

結局、Cobraを購入してしまった。






















トップローディングではなく、パネルローディング式。

最上部にはポケットもある。
















ヒップベルトは、右側だけにポケットが着いている。
















左側には、なんか紐がついてるんだけど、何に使うのかはよく分からない。
















ショルダーハーネスは全くメッシュになっておらず、もしかしたらすごく蒸れるのかもしれないが、薄いわりにしっかりした作りだ。しかも、体にフィットし、肩から脇下にかけて包み込むような背負い心地。

このサイズ帯はオスプレーのタロン22を使っているのだが、多分それよりも使いやすそうだ。

今年の春は、これを背負って日帰りハイクに勤しもうと思う。


なお、その後ODBOX渋谷店のブログでCobraの紹介もされた。



2012年3月25日日曜日

竹内洋岳さんと『孤高の人』のコラボ缶バッジ

ちょっと前の話になりますが、石井スポーツ登山本店で竹内洋岳さんとコミック『孤高の人』のコラボ缶バッジを貰った。















竹内さんのブログで見て、ショップスタッフに声をかけて貰ったのだ。


今年の春に竹内さんは8,000m峰14座目を登頂しに行かれるわけですが、心から応援したい。


2012年3月24日土曜日

購入 : THE NORTH FACE(ノースフェイス) 「ハンドヘルドハイドレイター」

街ランをするときに、着替えを持って走るのでなければあまり大きいトレランザックを背負うのもなぁと。かといって、ウエストポーチだと容量に限界があるし・・・。

そんなときにはノースフェイスのマーチンウィングが容量的にもちょうど良い。






















ただ、マーチンウィングを背負って街ランをするとき、まさか給水をハイドレーションでするのも仰々しいし、かといって、ザックのメッシュポケットに入れたりすると給水のたびにいちいちザックを下ろさなきゃならないし、非常に困っていた。
マーチンウィング自体はウエストベルトのポケットも大きくて使いやすくて好きなのだが、給水だけが問題だったのである。

で、最近は小さいペッドボトルを手に持って負荷がわりにしていたのだが、なにしろ滑る。

そんなわけで、 ノースフェイスのハンドボトルホルダー 「ハンドヘルドハイドレイター」を買ってみた。
専用ボトル付き。






















この手のハンドボトルホルダーはネイサンやFuel Beltなどからも発売されているようだが、不自由を感じた直後にたまたま見かけたのが 「ハンドヘルドハイドレイター」だったというだけで買ってみた。

一応、ちょっとした小物入れもついているので、鍵とかお金ぐらいなら入る。

本当は専用ボトルではなく、ペットボトルを挟めるような作りになってるといいんだけどなー。。。

ちなみに、専用ボトルの取り外しはけっこう力仕事でコツが要る。
爪の長いオネーチャンには向かない作業だと思う。

また、持って走るときはボトルが直接手に触れるので、ボトルの中の水は確実に温まってしまうし、手が冷えてしまう。
このへんは実際使ってみてどうか、様子を見ていきたいが、少なくともペットボトルを手に持って走るよりはマシなことは確かだと思う。


旅RUN : 2012年3月20日 福岡 油山リターンズ

忌中のため山に入ることを自粛しているわけですが、ランニングのついでに寄るぐらいならいいだろうと思い、福岡天神から油山山頂までの往復ランを敢行した。

前回、油山往復ランをしたときには山頂を踏んでいないので、今回こそ山頂まで行ってやろうと。
※前回の油山ランの様子はこちら

前回はキンモクセイの季節だったが、今回は梅の季節のようで、白梅、紅梅ともにキレイに咲いていて、 目を楽しませてくれた。

















そういえば、椿の季節でもあったのね。

















油山という名前が椿油に由来するという説があるそうで、そう考えると椿は油山の象徴みたいなもんなのだろう。
(油山.comより http://www.geocities.jp/koujiy/aburayama/data.html


管理事務所の直下の噴水は、相変わらず勢いが良い。






















帰りに見たら、水量が増しているように見えたが気のせいだろうか。


ここで、前回はそのままキャンプ場に向かったのだが、途中の分岐で夫婦岩展望台への道標を見つけたので、寄ってみることにする。


展望台の建物はこんな感じ。↓

















その建物の裏側にひっそりと鎮座する2つの岩が夫婦岩だ。

















寄り添うように佇んでいるから夫婦岩という名が付いたそうで、それ以上のいわれはどこを探しても見つかりそうにない。

展望台の上からは福岡市内が一望でき、当然のように志賀島や能古島などまで見渡せる。
せっかくなので、ムービーでお届け。




展望台には、油山の各ポイントの標高が記載されていた。

















これによると、
夫婦岩展望台の地面は277m。
油山山頂は597m。

え。
ここってそんなに低いの??

ここで引き返すのは、高尾山でいえば稲荷山までしか登らないで下山するのと同じじゃないか!
これは何が何でも油山の山頂を踏まずには帰れない。
登山もトレランも自粛中だが、ジョギングのついでの単なる立ち寄りということで、登山でもトレランでも無いのだと念じる。
油山は神域でもなさそうだし、忌中でもきっと問題無いはず。

というわけで、キャンプ場から登山口へ。






















前回はここまで来て引き返したが、今回はおにぎり2個とウィンドブレーカーも持参しているので何らためらうことは無い。
ここから山頂までは1.9km。余裕余裕。


登山道の傾斜のきついところはほとんど、土留で階段状に整備されている。






















この、一見丸太っぽい土留は、木製ではなくコンクリート製で、浸食されないように表面がコーティングされているので、ランニングシューズだと滑る滑る。とても怖い。

もちろん、土や木の根が露出している部分も多く、ランニングシューズではとても心もとない。






















なんといっても、この日履いていたのはadizero JAPANなので、靴底がペラペラ。トレイルでの足裏への突き上げなんてカバーしてくれるわけもなく、そろりそろりと走るしかない。

途中、小さな沢を渡ったり、けっこう山っぽい感じ。






















いや、山なんだよ、やっぱり。


山に入るときは、それが高尾山であろうと御岳山であろうと必ず地図とコンパスを持参する僕としては、この時点で「しまった・・・。」と思い始めた。
いくら明瞭な登山道であろうと、自分の向かう道を把握しないままに進むのは褒められた話では無い。
まして、装備はロードのランニングに毛が生えた程度。ファーストエイドキットすら持っていない。
万に一つも遭難リスクは無いと思うが、山は山なわけで、ちょっとした油断がどう転ぶか分からないのだ。

救いだったのは、明瞭な登山道と、頻繁に現れる道標。
とりあえず、登山道の幅が1m以下になったら、来た道を引き返そうと決めて進む。

進む進む。
そして、300mごとに現れる道標。




















































こりゃ、迷いようが無いな・・・。

そんなわっけで、カウントダウンのような道標を経て山頂へ。

















意外と広い山頂の広場。

















北側の展望がとても良い。

















樹林帯なので風も無く、ウィンドブレーカー1枚羽織っただけで、寒さを感じずに落ちついておにぎりを食べることができた。
梅のおにぎりが美味い。

こうして山の中でご飯を食べること。
やっぱり、こういう時間って大切なんだよなー。
日々の鬱積がいっぺんに晴れるわけで。命の洗濯だねぇ。


体が冷える前に、このご馳走のような時間を切り上げて再び出発。

山頂からは、僕が来た道以外にもいくつかルートがあるようだが、

















どこに向かう道なのかも分からないので、来た道を引き返すことにする。

山頂から900m地点にも分岐があるがスルー。

















バンバン下って、あっという間にキャンプ場に到着。

















油山のキャンプ場にはコインシャワーがある、という話は前回書いたが、その他の施設だってなかなかの充実ぶりだ。

かまど。

















炊事場。

















東屋とテーブル。

















テント泊は禁止のようだが、家族でアウトドア気分って感じなら非常に良さそう。
身障者用のバリアフリーなトイレもあるし。


ここからはひたすら来た道を天神に向かって帰るだけ。距離もせいぜい10km。
少し飛ばし気味で走る。

残り3kmぐらいのところで、空腹にみまわれて公園のベンチで小休止。
昆布のおにぎりを食う。

















この公園は野村望東尼という幕末の尼さんの庵のあったところだそうで、復元されたものなのか、当時から残されているものなのか、茅葺屋根の建物がある。






















太陽はちょうど真上。風も無く非常に温かい。幸せ。。。
このままベンチで寝てしまいたいという誘惑と戦って、再び走り始めた。


最後は福岡河合塾の正面にある麺通団でゴール。

















ここで、「かしわうどん」を食べた。
(腹が減りすぎて、写真を撮るのを忘れて食べてしまった。。。)

かしわうどんは、水菜と甘辛く煮た鶏肉(=かしわ)が大量にトッピングされた温かいうどん。
炭水化物とたんぱく質が体に染みわたる。



その後、天神ロフトに寄ってクナイプのバスソルトを買って、昼間から風呂に入ってのんびり。

まさに命の洗濯。

2012年3月18日日曜日

アレックス・ハッチンソン 『良いトレーニング、無駄なトレーニング』

忙しくてトレーニングの時間が思うように取れない。
多分、多くの市民ランナーが抱えているジレンマではないだろうか。
僕ももちろんその一人。(単に根性が無いだけかもしれないが・・・。)

そんなわけで、トレーニングは少ない時間で効果を最大にしたいと常に思っている。
それならやっぱり、ちゃんとやり方を勉強しなきゃならんだろうと。

それで読んだのが『良いトレーニング、無駄なトレーニング』。























帯に書いてあるとおり、「通説」を最新の研究に照らして検証するというスタンスを取っている。

特に、「静的ストレッチ」の有害性と「動的ウォーミングアップ」の重要性について説いた部分は非常に衝撃だった。
また、競技を実際に行う時間帯にトレーニングを行うほうが、本番で良い成績につながりやすいというのを読んで、トレーニングを夜から朝に切り替えた。

様々なティップスが散りばめられていて参考になる。



2012年3月17日土曜日

「RUN+TRAIL」第1号

「RUN+TRAIL」という雑誌が創刊された。季刊のようだ。



















もともとは電子書籍だったのが、ついに紙媒体となったようだ。
(電子書籍はこちらで配っている。)

中身は、非常にビジュアル重視でカッコイイ誌面づくりをしているなぁと。
第1号だけあって表紙にはデカデカと「入門」の文字があるが、中身を見てみると結構気合の入った記事が多い。

僕は、山の中を走るのは好きなのだが、レースに対するモチベーションはイマイチ湧いてこないために、こういったゴリゴリの内容を読んでも活かすことが難しい。
が、やっぱりお読んでいて楽しい。

こういうのが書店に並ぶと、トレランの季節が始まったんだなーとしみじみ思うのである。

2012年3月16日金曜日

UTMFのコース概略

UTMFのコース概略が発表された。

UTMF 選手用コースマップ
http://www.ultratrailmtfuji.com/about/summary/map/

うーん、なんだろうか、この何とも言えない感じは・・・。
他人事なのだが、なんだか心に諦観が芽生えるような、そんな絵ヅラだなー、、、


山田哲哉 『奥秩父 山、谷、峠 そして人』

今年のゴールデンウィークに奥秩父・奥多摩テント泊縦走を計画している。
昨年のゴールデンウィークに行こうと思っていたルートなのだが、震災の影響でボランティアに行っていたため、今年に順延した次第だ。

このルートは道中が長いので、さてさて何処で幕営しようかと思案している折に『奥秩父 山、谷、峠 そして人』が出版された。





















見ると、今回の計画のルートとその周辺の情報が満載である。
これは読まねばなるまい、と。

で、結果、非常に勉強になった。
今では伺い知ることのできない20世紀後半の奥秩父のたたずまいが深い愛情を以って描かれており、これまでの自分の奥秩父山行に照らして「ああ、あそこはこんなだったのか」などと思いを馳せたり、まだ見ぬ山域について地図と見比べながら「ここにはこんな経緯があったのか」と唸ったり、まるで炉端で先達の興味深い経験談を聞かせてもらっているような印象を受ける好作品である。

なお、奥秩父は地味な山域だが、地味は地味なりにゴールデンウィークは混むのかと思っていたら、混むのは一部の山域に限られる模様。
山行計画を少し見直してみても良いかもしれない。


2012年3月11日日曜日

寺澤英明 『ウルトラライトハイキングギア』

普段RSSに登録して購読させてきただいている「山より道具」の主さんが書籍を出版された。





















ハイカーズデポの土屋さんの『ウルトラライトハイキング』に続き、特にギアに注目したウルトラライトハイキング本だ。

いやはや、その中身の濃いこと濃いこと。しかも語り口の軽妙で、ティップスにも溢れている。
僕はウルトラライトハイクそのものに対してのこだわりは無い、というか、あんまり軽量化を意識していないが、それでも本書を読むと、テントの軽量化をしてみようかと思ってしまう。

とりあえず、本書で紹介されているTarpTentのRainbowの購入を検討してみようと思う。


2012年3月8日木曜日

洞井孝雄 『安心登山の技法』

心得違いな登山者については、よく議論に上る。
マナーのなっていない登山者、自分の実力をわきまえないで無茶をする登山者、行動に計画性が無く準備もロクにできない登山者など。

そのような登山者にこそ、いろいろとハウツー本を読んで欲しいものだが、そういう人たちは基本的に勉強しないからこそ心得違いをするわけで。
で、そんな心得違いの登山者にやっぱり呼んで欲しい種類の本がまた出版されたわけで。

それが『安心登山の技法』。





















本書を読んだ限りの印象として、著者はずいぶんガンコな山ヤだなーと。

本書では、著者が出会った困った登山者の実例を引きながら、登山をする上での心得を説かれているのだが、ずいぶんとまぁ、著者はロクでもない登山者に出会うものだと。
僕も中高年登山者の傍若無人さにあきれ果てることもたびたびあるのだが、それにしてもここまで悪質な人には会ったことがない。そんなどうしようもない登山者のオンパレードである。


それにしても、こういう本を本来読むべきである人は、こういう本を読まないというのは先に述べたとおりなのだが、そういう心得違いな登山者に対して本書のような啓蒙を行うにはどのような方法が最も効果的なんだろうか。
悩む。

2012年3月7日水曜日

吉田智彦 『信念 東浦奈良男 一万日連続登山への挑戦』

東浦奈良男さんという、一日たりとも欠かさずに一万日連続で登山することを目指した人が居た。

もう出版社側の発売前の告知にも書かれていたので、ネタバレであるが書いてしまうと、残念ながら東浦さんは一万日連続の記録を惜しくも達成することなく病に伏せり、そして2011年の年の瀬に亡くなった。
記録は九七三八日連続登山という、あと1年もかからずに一万日を達成できていたところまできていた。

その登山の姿を描いたのが『信念 東浦奈良男 一万日連続登山への挑戦』である。


















正直なところ、本書に描かれている東浦さんの登山の在り方は、エクストリーム過ぎて僕なんかでは価値判断できないぐらいに遠いところにあるような気がする。
少なくとも、左脳で理解できるところではない。

ただ、本書を通じて、その情熱だけは伝わってきた。なんというピュアな情熱であることか。

ディーン・カーナゼス 『ウルトラマラソンマン』

僕はまだフルマラソンより長い距離を走ったことがない。

トレイルランニングでは42kmなんて距離はそれほど長い方の部類ではなく、50km以上で一人前みたいな感じだ。今年からついに開催されるUTMFなどは、フルマラソンを何本完走しようとも、フルマラソンのタイムがいかに良かろうとも、参加資格すら得られない。
そんなわけで、フルマラソンより長い距離を走ったことがないままでは味噌ッカスもいいところなので、いつかウルトラマラソンには出場し、完走を果たしたいと思っている。

そんなわけで読んでみたのが『ウルトラマラソンマン』。
本書は、300km以上の距離を一人で走るアメリカのウルトラマラソンランナーであるディーン・カーナゼス自身の自伝的著書だ。





















本書には、ウルトラマラソンランナーとして参加した象徴的な大会として、以下の4つの模様が描かれている。

ウエスタンステーツ100
バッドウォーター・ウルトラマラソン
・南極マラソン
キャリストガ・トゥ・サンタクルーズ 199マイルリレー

その中には、完走を果たし得なかった大会も含まれていて、常に良い結果に恵まれているわけではないことも見て取れる。

僕自身、フルマラソンの大会に出場して感じるのは、様々な人たちの心の支えだ。その支え無くしては、あんな辛いことなんか途中で放棄してしまうかもしれない。
著者もそれは強く感じているようで、家族や友人、走っている最中に言葉を交わした様々な人たちに対する感謝と愛情の気持ちに溢れた内容に心打たれることが一度や二度ではなかった。何度目頭が熱くなったことか。

残念ながら、僕には著者のようなステキな奥さんもカワイイ子供もいない独り身ランナーではあるが、本書を読んでうっかり「結婚もいいかもなー」と思ってしまった。
するつもりなんかサラサラ無いけど。


そんなわけで、とりあえず来年(もしくは再来年)、サロマ湖100kmウルトラマラソンに出場してみようと思う。時間制限の13時間以内に完走することを目標に。


2012年3月2日金曜日

小倉美惠子 『オオカミの護符』

先日、オオカミの復活について述べた書籍を読んでいたら、オオカミ信仰について触れている部分があった。
そういえば、雲取山の埼玉側の登山口である三峰神社もオオカミ信仰だったなーと思い、関東のオオカミ信仰についてコツコツ取材した『オオカミの護符』を読んでみた。





















著者はオオカミ信仰のある川崎市内の農村・土橋(今は高級新興住宅地)の出身で、自身の出身地のオオカミ信仰ルーツを通して、その農村の習俗、文化を記録に収めた。

土橋では、東京にある御岳山の御岳神社から配られる護符が村中の家に貼られていたそうで、そこにはオオカミの姿が刷られていた。
そこから、関東の農村の在り方を、オオカミ信仰という視点から深掘りしているのが本作である。

もちろん、オオカミ信仰の話だけでなく、山村に暮らす人々の生活模様を通して、武蔵の山々にについてもいろいろと描かれている。
和名倉山の話なども書かれていて、単なる藪っぽい山ではなかったんだなーということは印象的だった。


それにしても、三峰神社がオオカミ信仰だったのは覚えていたけど、御岳神社もだったか。

たしかに、御岳神社の狛犬が犬じゃなくてオオカミだったなー。















(2010年5月撮影)


房総丘陵トレイルラン 出走回避決定

忌中のため、3月4日の房総丘陵トレイルランは出場を諦めることにしました。

無念。