このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2014年4月20日日曜日

山行記 : 2014年4月19日 丹沢・地獄棚をめざして(敗退)

2週間ぶりに西丹沢に。
今回は、畦ヶ丸の南にある大滝沢を遡り、地獄棚という大きな滝を目的地とした。

滝マニアであるものの遡行力の低い友人とともに、2人で西丹沢を訪れた。
遡行とは言っても、沢登り装備ではなく、通常の日帰り登山装備。
登山道の無い沢沿いルートなので、クライミングの技術が必要になったらそこで引き返す前提で出発。


諸々あって、新宿を出発したのは10時。遅めの時間だ。
そんなわけで、西丹沢自然教室の少し手前、大滝橋のバス停に降り立ったのは12:30を少し回った頃だった。

バス停のすぐそばから林道は始まる。

大滝沢はこの林道のそばをを流れている。

12:43、ゲートが現れる。

その先も、林道は素敵な渓流沿いを通っている。


周囲を仰ぎ見ると、ヤマザクラが山の所々に鮮やかに咲いている。

12:51、林道から南西方面に向かう荒れた登山道が現れる。
入口には「立入禁止」の看板。
西丹沢登山詳細図」を見ると、屏風岩山へのルートに繋がっているバリエーションルートのようだ。
もちろん、そっちには向かわず、引き続き林道を進む。

12:54、峰山橋を渡る。

林道沿いにはツツジも散見される。

12:57、砂防ダムかと思いきや、何らかの発電施設か?

そのすぐ先には、林道から分岐する登山道。
ここからは、普通の登山道が、やはり沢沿いに伸びている。

13:03、登山道に入って最初の砂防ダムが見えた。

この砂防ダムの上には、川岸に降りられる踏み跡と、それを目立たせるかのような杭があった。

気にはなるが、そのまま登山道を進む。
すると、13:06、立派な滝が見えてきた。
先ほどの踏み跡を下りると、どうやらこの滝の下に出られるんじゃなかろうか。
帰りに時間があったら、試してみよう。

さらに沢沿いのなだらかな道を進む。

13:07、今度は小さなナメ滝が見えた。
ちょうど沢登りの人が取り付いているところだった。
この日の気温は4月中旬とは思えないほど低く、このタイミングでも10℃あるかないか。
あの人たちは寒くないのだろうか。

そのナメ滝のすぐ上には、2つめの砂防ダム。

この砂防ダムのすぐ上流で、仮設の橋で右岸に渡る。

そしてまたすぐに、そのすぐ上流で左岸に戻る。
この橋の上から上流を見ると、ナメ床と3つめの砂防ダムが見える。

これを渡ったところから、鎖の手すりが付けられた急登を、約50mほど歩く。
濡れて滑る岩の上を歩かなければならないので、注意が必要だ。

この鎖の手すりを支える鉄の杭が2本、途中の枯れ沢を横切るところでなぎ倒されていた。
古くなって折れてしまったということではなく、サビも浮いていない真新しい杭が、根元からグニャリと曲がっているのだ。
今年の冬の雪豪雪で雪崩た跡かもしれない。
それであれば、登山道に土が無く岩が露出しているのも頷ける。

ただしこれは、雪崩ではなく、土砂や倒木などが大量の水で押し流されても同様の状態になるだろうから、もう去年からこの状態であったのかもしれない。

ちなみに、その沢を見上げてみると、かなり急だ。

13:16、先ほど橋の上から見えた3つめの砂防ダムの上まで来た。
この砂防ダムのすぐ上流から、登山道を外れて川岸を遡行し始める。

沢は、この砂防ダムのすぐ上で、2股に分かれている。
この川岸に下りると、上流に向かって左側の沢を遡行する。

川岸に降り、渡渉する。
当然、橋は無い。
水面上に露出している石に慎重に足を乗せて渡る。

3つめの砂防ダムの落ち口。

沢は非常に穏やかな表情をしており、流れも急ではない。

岸辺は広く、歩きやすい。
が、こういった歩きやすい広い川岸は沢の流れの曲がりの内側だけであり、曲がりの外側は流れに削り取られて、足を置けるようなところなど無い。
このため、たびたび渡渉をしなければならかった。
ルートには、おそらく沢登りの人によって付けられたものと思われるテープがあったが、アテにはしないように気をつける。

何度目かの渡渉で、ついにツレが足を滑らせて、沢に落ちた。
落ちたといっても、深さはせいぜい20cm程度。登山靴がびしょ濡れになっただけで済んだ。

気を取り直して先を目指すと、13:38、砂防ダムが見えてきた。

おそらくこの砂防ダムを越えれば、そのあとは障害らしい障害は無いだろうと思われる。
とりあえず、こちら側の岸は登れそうにないので、対岸に渡ってみる。

対岸に渡ると、砂防ダムの脇にトラロープがぶら下がっていた。
このトラロープは強度が全く信用できないので、できれば使いたくない。
砂礫と土と脆い岩の斜面だが、トラロープ無しで登れるか試してみた。

僕はトラロープを使わずに、それほど苦労せずに登りきることができた。が、クライミング経験ゼロの連れは100%無理だろう。

一応、10mのお助けロープとスリングは持ってきていたのだが、連れの体重を支えられるようなプロテクションを得るためにはもっと上まで行かなければならず、10mのロープではとても足りない。
ここから先に行くには、もっと重装備で来るか、連れのクライミングスキルを上げさせるしかないと判断した僕は、撤退を宣言した。
連れは既に撤退する気マンマンだったようで、二つ返事で同意だった。

そこからは、途中の河原で昼飯を食い、また来た道を戻るだけ。
元の登山道に戻ったのは14:42だった。

だいぶ良い時間になってきたので、このまま下山することにした。

が、鎖の手すりの坂道を降り、橋を渡るところで、ふと寄り道がしたくなった。
このスラブ状の岸を歩いて、ナメ床を間近で見たいと思ったのだ。

滑りそうなスラブ状の岩を慎重に歩く。
もちろんこの先は単なる砂防ダムなので、目的はあくまでこのスラブとナメ床だ。

穏やかなナメ床の流れ。

帰路で渡る橋。

とりあえず満足して、また下山の途につく。

14:55、今度は、来る途中で見かけた無名の滝が目に入る。
この先で岸辺に降りられるんじゃないか?と記憶をたどりつつ進むと、そうだった、杭が打ってある踏み跡があったんだった!
これを降りてみる。

降りてみると、けっこう歩けそう。

2度ほど渡渉して、滝壺まで近づく。
地獄棚にたどり着けなかったので、今回はこの滝でヨシとする。

このあと不覚にも、登山道に戻る途中で沢に落ちてしまった。
ちょうど良い具合に倒木が沢を横切って倒れていたので、それを渡ろうとしたら、その倒木ごと水中に没してしまった。。。

登山道に戻ったところで見つけた黄色い花。
ミヤマキケマンかな?

15:18、林道との合流点に到着。

往路では気付かなかったが、合流点のすぐ先に登山道のようなものがあった。
ただ、この方角はそのまま直進すると林道にまたぶつかるはずなので、おそらくこの小ピークに登るためのものなのだろう。

また、同じく往路では気付かなかったが、沢の対岸にはまだ雪が残っていた。
まだ残ってんのか、すげーな。。。

15:30、林道入口に到着。

中川温泉に寄って帰宅。

なんだかイマイチ締まらないオチだが、まあ、こんな日もあるわなぁ。。。


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