このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。
2015年11月7日土曜日
山行記 : 2015年10月3~4日 奥多摩・長沢背稜 総括
(この記事は「2日目 後半」の続きです。)
長沢背稜は、随分前から行こう行こうと思いながら、なんとなく億劫で先送りにしていた。
去年の同時期にも計画していたのに、現場に行ってから翻意した経緯もある。
地味でやたら長い。エスケープしようにも、エスケープルート自体が長い。
そんなイメージが長沢背稜に対しる先入観としてあったために、どうも気が進まなかったのだ。
快楽系登山者である僕は、どうせ歩くなら、眺めも良くて気持ちの良いところに行きたいという思いが強い。なにもわざわざ面白くもなさそうなところに行かなくてもいいではないか、と。
だが、行ってみたら、なんともステキなウィルダネス。
踏み跡すら判然としないような場所もありながら、概ね稜線沿いを歩くため、決して暗い印象ではなかった。
後半は平凡なトレイルとなるが、それはどこの山域でもそうだろう。
展望についても、思っていたよりは良かった。
眺望が広がるような場所は少ないものの、木々の切れ間から見える風景は、奥多摩の山ならばどこでもこんなもんだ。
さて、今回の反省点としては、オスプレーのホーネットに、1泊2日の装備をパンパンに詰め込むのは無理があったということ。
ホーネットの華奢なショルダーハーネスが重量に耐えかねて肩に食い込み、終盤には肩が痛くなってしまった。
このサイズのザックは、なかなか難しい。
また、たかだがこんなルートで、コースタイムを思うように短縮できなかったことに、忸怩たる思いだ。
こんなことでは、大峰奥駈道のリベンジは心もとない。
(完)
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