このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2012年10月2日火曜日

イモトアヤコさんのマッターホルン登頂について

遅れ馳せながら。

タレントのイモトアヤコさんが、自身がレギュラー出演する番組の企画でマッターホルンの登頂に成功した。

僕個人としては、重厚なサポート陣に恵まれつつキリマンジャロ、モンブラン、アコンカグアと世界の名峰に登るイモトさんが羨ましくて仕方ないのだが、それはそれ。
嫉妬を覚えつつも心から賞賛したい。

僕が番組を見たのは午後9時過ぎから、イモトさんがマッターホルンのナイフリッジにとりつくあたりからだったのだが、イモトさんの足運びが非常に立派なことに驚いた。
あの重厚なサポート陣からみっちり教え込まれると、誰でも短期間にここまで出来るようになるのだろうか。それとも、イモトさんだからなのだろうか。


イモトさんは登頂後にヘリで下山したのだが、その模様について、ネットでは賛否両論乱れ飛ぶ事態となっている。
その渦を大きくしたのが野口健さんのTwitterでの発言だ。
その発言について、NAVERまとめによくまとまったページがあったのでリンクしておく。


<イッテQのイモトの登山方法に野口健が苦言>
http://matome.naver.jp/odai/2134906069563750401


これに対してもまた、賛否両論が渦巻いた。
その中で、僕にとって最も納得感のあったブログのエントリーを紹介したい。


<【ヘリ下山】イモトを全面的に擁護してみる【マッターホルン】>
http://blogs.yahoo.co.jp/mountaineering_life/16745507.html


個別の状況を考慮に入れず、大所高所からの大正義的一般論なら野口さんの理屈は正しい。
だけど、状況というのは常に同じではなく、また、山の楽しみ方はいろいろあって良いはずで、所与の条件下において最大限に安全を確保しつつ出来る範囲で取り組むという姿勢は、決して間違いではないはずだ。
もちろん、「登山家」をガチで名乗る人の取り組みとしては、ヘリで下山するなんていうのは実績として軽んじられても仕方ないのだろうが、あくまでイモトさんの取り組みはガイド登山だ。両者を同じ土俵で論ずることに違和感を禁じ得ない。

そもそも、野口さんは番組を見ていない。つまり状況を理解しないままに軽々に発言してしまっている。そこにこの問題の発端があるはずだ。
野口さんは、自身の発言の影響力を正しく理解すべき立場にあると思うし、今回のような事実確認を怠ったままでの発言というのは軽率ではないかと感じる。
Twitterでの発言は、飲み屋での与太話ではなく、公への発表であることを忘れてはならない。

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