出張ついでに思い付きで、滞在先の福岡・天神から太宰府天満宮まで走ってみた。約18kmの旅。
1週間後に控えた河口湖マラソンの調整を兼ねて。
途中で、スピード違反で有名だと地元の人に聞かされていた国道3号線を横切るも、みなさん法定速度で普通に運転されている模様。
情報がガセだったのか、それとも昼間だったからなのか。
正直、太宰府市に入るまでの道はかなり退屈だったので写真も撮っていないのだが、それが太宰府市に入る頃から、山が近づいてきてテンションがどんどんアップする。
良さげな低山の稜線を眺めながら、近いうちに、このへんのトレイルに是非挑戦したいという思いがどんどん強まる。
福岡県道112号線を南東に向かって走っていると、道沿いに大宰府政庁跡が現れる。
これは南門跡ということなのだが、この周辺の広い範囲が跡地として散策路のようになっており、人工のせせらぎもある素敵な憩いの場だった。
仕事さえあるなら、この辺に住むのも悪くない。というか、できることなら積極的に移住したい。
鎌倉の山に住んでいるトレイルランナーの石川弘樹さんのように、この近辺の山を走って日々を過ごしたい。
跡地のなかには、ただの空き地のようになっている場所もあったり。
ただひたすらに、のどか。
その昔、菅原道真公が左遷されてきた頃は、のどかどころの騒ぎじゃなかったんだろうなと思うと、心が痛む。そりゃ、祟りもするわ。
で、ここからすぐに、その道真公を祀った太宰府天満宮にたどりつく。
タイミング的に七五三のシーズンで、参道は観光客も含めてごった返し。
そこを汗だくの状態でランニングウェアのオッサンが一人で歩いている姿は、奇異以外の何モノでもないのだが、ここまで来たからには焼きたての名物・梅ヶ枝餅を食わずにはいられない。
参道にはいろいろな土産物の店が並んでいるのだが、梅ヶ枝餅をその場で焼いて売っている店だけでも5、6軒はある。(写真に撮っておけばよかった。。。)
そのうちの1軒で出来立てを買い、ふぅふぅしながら一人食べるオッサン。心なしかみんなが自分から距離を置いて歩いているような。。。
ちなみに、この参道には何故か鬼太郎商店がある。道真公と鬼太郎は、なにか関係が有るんだろうか。
で、せっかく来たのだから、当然お参りもする。
大学受験をする友人の合格を祈願するのだ。
境内はごった返し。さすが観光地。さすが七五三シーズン。
ちゃんと帽子をとって、二礼二拍手一礼。
きっとハタから見たら不気味だっただろう。
その後、さっさと西鉄に乗って滞在先のホテルに戻る。
感想としては、大宰府市は走っていて面白かったが、そこに至るまでの道は退屈だった。
もう一度同じコースを走りたいかと問われれば、うーむ。。。である。
それならば、太宰府天満宮のすぐ隣にある宝満山でトレイルランニングをしたい。
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