御岳山は、ケーブルカーを使って山頂直下まで上がってしまえば、あとは大してアップダウンの無い場所なので、ちょうど良いのではないかと。
御嶽駅に集合して、バスでケーブルカーの駅まで向かう。
御嶽駅。
登山者や観光客が大量に集まってきているようで、バスは、ものすごい長蛇の列。
バス停から、多摩川の河川敷まで列が伸びていた。
西東京バスも頑張って臨時バスを増発していたが、全く追いついていない。
ここで30分待つことになる。
まだ紅葉は五分程度だろうに、まさかここまで混んでいるとは・・・。
ケーブルカーの滝本駅に着いてみると、ここでもまた長蛇の列。
ケーブルカーを諦めて表参道を自力で登っていく人も多発する事態だった。
ここでも30分待たされてやっとケーブルカーに乗る。
ケーブルカーを降りたら、最初の目的地は山楽荘だ。
ここでランチを食べてから山歩きに出発だ。
山楽荘では、11:30からランチ営業をおこなっており、本格的な懐石料理や、もっとカジュアルな蕎麦懐石など、さまざまなコースが用意されている。(要予約)
また、御岳山で登山帰りにお風呂に入るためにはつるつる温泉まで行かなければならないと思っていたが、山楽荘では日帰り入浴も可能だ。
山楽荘に向かう道すがら、紅葉は五分ぐらいか。
神代ケヤキの先で日の出山方面に降りていき、山楽荘に到着。
僕たちはあまり時間をランチに取れなかったので、蕎麦懐石の一番簡素なタイプをお願いした。
これに蕎麦が1枚付く。
刺身コンニャクがプルプルだった。
内装はこんな感じ。
なかなか渋い。
宿坊も兼ねているのだろうから、ここが寝所になることもあるのだろうか。
僕たちがご飯を食べ終わった頃から、祈祷の太鼓の音が聞こえてきた。
帰りがけに覗いてみたら、数人で祈祷していて、宿坊なんだなーと改めて思った次第だ。
なお、あまり登山には関係ないが、この近所はどの家もソックリな雑種の犬を飼っていた。
これがまた、どの犬も判で押したように人懐っこくて。きっと親子とか兄弟姉妹に違いない。
山楽荘から来た道を戻り、お土産屋さんの並ぶ道を抜けて、御嶽神社の鳥居の前に出る。
せっかくなので神社に寄っていこう。
階段を登る。
社が見えてきた。
が、ここで右手に宝物殿が見えた。
ここには、畠山重忠が奉納したとされる国宝・赤糸縅大鎧が展示されている。
これまで見たことがなかったので、非常にそそられる。
登山に来たのをすっかり忘れて、宝物殿拝観。
受付を入ってすぐに、畠山重忠の像が展示されていた。
鵯越えの名シーンを再現した像だ。
知らずに見たらいったい何なのかサッパリ分からない、奇妙な状況だろう。
宝物殿の2階に登る。
ここに赤糸縅大鎧が展示されているのだが、撮影は禁止。残念。
重量は30kgぐらいだろうか。
子供の頃、こんな大鎧を来てチャンバラなんか出来るもんなんだろうかと疑問に思っていたが、今それに近い重量の荷物を担いで山道を何時間も歩けているのだから、意外とイケるのかもしれないと思った。
すっかり満足して、もはや山歩きしなくてもいいんじゃねーか的な気分で宝物殿を出る。
本殿でお参りをし、今月下旬の富士山マラソンでの記録更新をお願いする。
武蔵御嶽神社は狼信仰の神社でもある。
このため、狛犬もちょっと他の神社とは佇まいが異なり、やや狼っぽい。
御嶽神社の狼信仰については、以前ご紹介した『オオカミの護符』という書籍に詳しいので、是非一読されたい。
そんな狼信仰からの派生なのか、犬の健康祈願みたいなこともやっている模様。
犬を連れた人たちがやたら多いと思ったら、そういうことだったのか。
犬飼いたい。
お参りを済ませて、今度は奥の院に向かった。
最初は、林道のような広くて立派な登山道を歩き、すぐに分岐を北に入る。
その分岐を入ってすぐからの眺望が思いのほか良く、川苔山がよく見えた。
ここから奥の院へのルートは、実は初めて歩く。
正直、散歩道みたいなところを想像していたら、意外なほどに山だった。
なんと、鎖場まである。
途中ですれ違った年配の女性に、
「あらあら、今から頂上まで行くの? 日が暮れないうちに戻れるようにね」
と声をかけられた。
あれ?! 奥の院ってそんなに遠かったっけ? とビビる。
結局、御嶽神社から約30分で奥の院の山頂に到着。
元々の予定では、ここから鍋割山へ縦走(?)するつもりだったのだが、なんやかんやで時間が押してしまったので、さっさとロックガーデン方面に降りることにする。
この下山ルートがまた、意外なほど山。そして急斜面。そして踏み跡も意外なほどに薄い。
今回の連れは全くの初心者の女性2名だったので、無事に降りられるか少しハラハラしてしまった。
何かあれば、御岳山をナメて登山計画を立ててしまった僕の責任だ。
が、無事に太い登山道に降りることができた。
どうも連れ2人は、まさにこういう山っぽい感じを体験したかったらしく、これまた意外に喜んでいた。
いろいろと意外づくしだ。
そこから、綾広の滝に下りる。
さすが観光地だけあって、大量の小学生が元気で元気で。みんな、「こんにちはー!」と元気に挨拶をして通り過ぎていく。微笑ましい。
やはり水辺に出ると少し気温が下がったような気がする。涼しい。
そこからロックガーデンを経て、天狗岩に到着。
ここも観光地だけあって、大して難易度が高いわけでもない岩を、大量の人々がのろのろと登ったり下りたりしていた。
ちょっとイラっとした。やむを得ないのはわかっているのだが・・・。
天狗岩のてっぺんには天狗の像が建てられている。
像というよりも、フィギュアだな、こりゃ。
祠もある。
天狗岩から見た紅葉も五分といったところか。
天狗岩からは、できれば七代の滝まで下りたかったのだが、残念ながらタイムオーバー。
素直にケーブルカーの駅に向かう。
途中、長尾平で、去年できたばかりの長谷川恒男碑を見る。
僕がハセツネに出場するのはいつの日になるのだろうか。
つーか、あんな一瞬で募集が定員に達してしまうような大会に、ちゃんと申し込める自信がない。
優待枠でも貰えたら出てみようかな。
ケーブルカーの駅近くまでたどり着くと、予想通り長蛇の列。
そりゃみんなこれぐらいの時刻に帰るよなーと。
結局30分待ってケーブルカーに乗る。
やはり紅葉シーズンは混むんだなーと痛感した山行だった。
帰りがけに覗いてみたら、数人で祈祷していて、宿坊なんだなーと改めて思った次第だ。
なお、あまり登山には関係ないが、この近所はどの家もソックリな雑種の犬を飼っていた。
これがまた、どの犬も判で押したように人懐っこくて。きっと親子とか兄弟姉妹に違いない。
山楽荘から来た道を戻り、お土産屋さんの並ぶ道を抜けて、御嶽神社の鳥居の前に出る。
せっかくなので神社に寄っていこう。
階段を登る。
社が見えてきた。
が、ここで右手に宝物殿が見えた。
ここには、畠山重忠が奉納したとされる国宝・赤糸縅大鎧が展示されている。
これまで見たことがなかったので、非常にそそられる。
登山に来たのをすっかり忘れて、宝物殿拝観。
受付を入ってすぐに、畠山重忠の像が展示されていた。
鵯越えの名シーンを再現した像だ。
知らずに見たらいったい何なのかサッパリ分からない、奇妙な状況だろう。
宝物殿の2階に登る。
ここに赤糸縅大鎧が展示されているのだが、撮影は禁止。残念。
重量は30kgぐらいだろうか。
子供の頃、こんな大鎧を来てチャンバラなんか出来るもんなんだろうかと疑問に思っていたが、今それに近い重量の荷物を担いで山道を何時間も歩けているのだから、意外とイケるのかもしれないと思った。
すっかり満足して、もはや山歩きしなくてもいいんじゃねーか的な気分で宝物殿を出る。
本殿でお参りをし、今月下旬の富士山マラソンでの記録更新をお願いする。
武蔵御嶽神社は狼信仰の神社でもある。
このため、狛犬もちょっと他の神社とは佇まいが異なり、やや狼っぽい。
御嶽神社の狼信仰については、以前ご紹介した『オオカミの護符』という書籍に詳しいので、是非一読されたい。
そんな狼信仰からの派生なのか、犬の健康祈願みたいなこともやっている模様。
犬を連れた人たちがやたら多いと思ったら、そういうことだったのか。
犬飼いたい。
お参りを済ませて、今度は奥の院に向かった。
最初は、林道のような広くて立派な登山道を歩き、すぐに分岐を北に入る。
その分岐を入ってすぐからの眺望が思いのほか良く、川苔山がよく見えた。
ここから奥の院へのルートは、実は初めて歩く。
正直、散歩道みたいなところを想像していたら、意外なほどに山だった。
なんと、鎖場まである。
途中ですれ違った年配の女性に、
「あらあら、今から頂上まで行くの? 日が暮れないうちに戻れるようにね」
と声をかけられた。
あれ?! 奥の院ってそんなに遠かったっけ? とビビる。
結局、御嶽神社から約30分で奥の院の山頂に到着。
元々の予定では、ここから鍋割山へ縦走(?)するつもりだったのだが、なんやかんやで時間が押してしまったので、さっさとロックガーデン方面に降りることにする。
この下山ルートがまた、意外なほど山。そして急斜面。そして踏み跡も意外なほどに薄い。
今回の連れは全くの初心者の女性2名だったので、無事に降りられるか少しハラハラしてしまった。
何かあれば、御岳山をナメて登山計画を立ててしまった僕の責任だ。
が、無事に太い登山道に降りることができた。
どうも連れ2人は、まさにこういう山っぽい感じを体験したかったらしく、これまた意外に喜んでいた。
いろいろと意外づくしだ。
そこから、綾広の滝に下りる。
さすが観光地だけあって、大量の小学生が元気で元気で。みんな、「こんにちはー!」と元気に挨拶をして通り過ぎていく。微笑ましい。
やはり水辺に出ると少し気温が下がったような気がする。涼しい。
そこからロックガーデンを経て、天狗岩に到着。
ここも観光地だけあって、大して難易度が高いわけでもない岩を、大量の人々がのろのろと登ったり下りたりしていた。
ちょっとイラっとした。やむを得ないのはわかっているのだが・・・。
天狗岩のてっぺんには天狗の像が建てられている。
像というよりも、フィギュアだな、こりゃ。
祠もある。
天狗岩から見た紅葉も五分といったところか。
天狗岩からは、できれば七代の滝まで下りたかったのだが、残念ながらタイムオーバー。
素直にケーブルカーの駅に向かう。
途中、長尾平で、去年できたばかりの長谷川恒男碑を見る。
僕がハセツネに出場するのはいつの日になるのだろうか。
つーか、あんな一瞬で募集が定員に達してしまうような大会に、ちゃんと申し込める自信がない。
優待枠でも貰えたら出てみようかな。
ケーブルカーの駅近くまでたどり着くと、予想通り長蛇の列。
そりゃみんなこれぐらいの時刻に帰るよなーと。
結局30分待ってケーブルカーに乗る。
やはり紅葉シーズンは混むんだなーと痛感した山行だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿