2013年一発目の登山は、燕岳。
もう半年も前から決めていた。
北アルプスの冬期縦走が僕にとっての現時点での中期目標なのだが、なにせ僕が雪山登山を始めたのは昨シーズンからなので、まずは冬の北アルプスの入門と言われる燕岳に登るところから始めたというわけだ。
2012年9月に燕岳ピストンをやったのも、今回の山行のためのコース確認の意味もあった。
燕山荘は毎年、冬季は年末年始だけ営業を行うので、そのタイミングを狙って行きたい。
が、帰省ラッシュやUターンラッシュに巻き込まれるのだけはゴメンだ。
ということで、以下のようなスケジュールで組み立ててみた。
1月2日(1日目):東京の自宅→中房温泉泊
1月3日(2日目):中房温泉→燕山荘泊
1月4日(3日目):燕山荘→中房温泉→東京の自宅
天候が悪くて足止めを喰らう場合もあるだろうから、1月5日、6日の2日間を予備日とした。
1日目が中房温泉泊まりなのは、なにも秘湯を楽しみたいからではない。
冬季(宮城ゲートの立て看板によると、11/21~翌4/1まで)は林道が閉鎖されているため、中房温泉まで12kmの林道歩きをしなければならないためだ。
何が面倒といって、登山に行って長々と林道歩きをしなければならないことほど面倒なことはない。
下山日である3日目は、燕山荘から宮城ゲートまで一気に降りて帰宅する予定だ。
例によって単独行だ。
そのほうが気楽だし、撤退の判断をプレッシャー無く行える。
一番の不安は、年末年始に天気が崩れるという天気予報だ。
合戦小屋までは樹林帯なので、雪が降っても風は気にならないだろうが、その先は吹きさらしだ。
また、雪が降り続くと、トレースも埋まってしまってラッセルになってしまう。そうなると、おそらく途中でタイムアップとなってしまうに違いない。
はたして、どのような山行になるのやら。
(「[1日目] 中房温泉まで」編につづく。)
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