(この記事は「【2日目】 赤岳天望荘~縞枯山荘」編の続きです)
縞枯山荘は冬季も営業している貴重な通年小屋だ。
その特徴的な三角屋根は、ザ・山小屋という感じ。
その縞枯山荘に到着して、ヘトヘトの状態で宿泊手続きを済ませ、案内された部屋は3階。
ここにも山があったか。。。
2階はどうやら個室のようだ。この個室に1人で泊まる勇気は無いな・・・。
3階に到着してみると、すでに先客がいた。
60歳ぐらいの男性の登山者で、聞けば僕と同じように八ヶ岳全山縦走中だそうだ。
ただ、僕と違うのは、3泊4日のスケジュールなのと、観音平からではなく小淵沢駅から歩いているということ。
その男性と、キレット小屋の先にあった崖の話で盛り上がる。やはり怖かったそうだ。僕だけがヘタレなんじゃないと分かり、ほっとする。
小屋番さんの案内によると今日の宿泊者は全部で11名。非常に空いていた。
おかげで大部屋が広々使える。
大部屋には2枚の張り紙が。
飲食することと命とにどのような関わりがあるかは明記されていないが、煮炊きをするなということだと理解。
布団を干すことと、指定以外の布団を使うことにどのような関わりがあるかは明記されていないが、「せっかくちゃんと干してあるんだから、未着の人の分まで荒らすな」ということだと理解。
着替えをして、明日の行程を検討する。
こんなヘトヘトでは、明日、北横岳、大岳、双子山を経由しての蓼科山行きは、ちょっと難しいのではないか。
思えば、昨日といい今日といい、「山のディズニーランド」として八ヶ岳を舐めていたのではあるまいか。
考えているうちに、夕飯の時刻となった。
おいしい夕飯だった。
もちろんご飯はおかわりをいただく。
夕飯後は、1階の広間で読書。
ふと気が向いて、外に出てみる。見事な星空だった。
が、目の前の笹薮からクマが出てきそうで怖かったので、早々に山荘に戻る。
縞枯山荘の大部屋には照明が無い。
このため、そもそも消灯時間という概念が無く、 寝床で本を読むという行為もOKなのかどうか微妙なところだ。
どうするか迷った挙句、もう寝てしまうことにした。疲れてるし。
ちなみに、トイレの照明には電気が使われており、快適だった。
(「【3日目】 縞枯山荘~蓼科山~下山」編つづく)
2日目も頑張って歩きましたねぇ!
返信削除おつかれさまです!
縞枯山荘は、山ガールに大人気の小屋ですよね〜?
ご飯も豪華だぁ〜!
ありがとうございます!
削除縞枯山荘ってそうなんですね。
残念ながら僕が宿泊したタイミングでは、いわゆる「山ガール」って感じのタイプは居なかったですねー。
その代わり、幼児のいる家族連れが2組いらっしゃいました。