購入の決め手は、
- 45リットルという、ちょうどいいサイズ感。
- クライミング向けのザック。
- ブラックダイヤモンドのザックにもともと興味があった。
の3点。
外観はシンプルそのもの。
クライミング向けだけあって、サイドポケットなどの邪魔な付属物は無し。
本体の真ん中には、アイゼンを収納するポケットが付属で付いている。
アイスバイルを収納するストラップとポケットもあるのだが、縦走用のピッケルよりもアアイスクライミング用のアックスの特化したような造りだ。
雨蓋と本体の間にザイルを固定するためのストラップが付いている。
(このあたりの機能については、こちらに詳しい。)
背面はなんといっても、ブラックダイヤモンドの特徴であるりアクティブサスペンション。
腰の動きに追従するという不思議構造。
で、腰の動きに追従する設計のため、腰のハーネスであまり荷重が固定できず、普通のザックに比べて重量は肩で支えることになる。
が、クライミングをやるようなマッチョな人にとっては、この程度の容量に乗っかる重量は、肩で支えるのは苦痛でも何でもないかもしれない。
この手のシンプルなザックの弱点は、ペットボトルの出し入れとトレッキングポールの収納だが、それもなんとか無理やり解決してみた。
実際に岩登りをする際には、こんな付属品は全部ザックの中に仕舞ってしまうが、普通に山歩きの際には、やはりこの手のものは便利に感じるわけだ。
で、体の動きに追従するように腰のハーネスが動く設計を実現するために、ショルダーハーネスも下の付け根が伸び縮みする。
なんとも不思議な作りだが、このザックを背負ったまま岩登りや氷壁登りをすることを考えると、たしかに動きやすさを感じるに違いない。
また、ザック本体の素材が分厚く、今どきのウルトラライトの流れに完全に逆らっていて頼もしい。
やはり岩場などでの擦れを想定しての作りなのだろうけど、僕のような雑な性格には、このようなヘビーデューティ設計がありがたい限りだ。
実際背負い心地も悪くない。
今年の夏に計画している3泊4日での前穂~奥穂~西穂の縦走にも使いたい逸品だ。
あと、本来の使い方ではないが、航空機に持ち込めるギリギリのサイズなので、出張の際などにも重宝する。
いい買い物だったとホクホクだ。
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